さまざまな分野で男女共同参画を推進するため、性別にとらわれず個性を発揮し、活躍している市民をシリーズで紹介します。
■ファミリー・サポート・センター まかせて会員 窪木(くぼき)信吾さん(69)
※ファミリー・サポート・センター「まかせて会員」…子育てを支え合う会員組織の中で、子育てを援助したい有償ボランティア
〔少しでも子育ての手助けができれば〕
◇活動内容を教えてください
「まかせて会員」として、小学生までのこどもがいる家庭の子育てをサポートしています。こどもの送迎の依頼が多く、6つの家庭で週10~12回行っています。学童保育に車で迎えに行った後、そのまま習い事の場所まで送ることが多いのですが、学童に入れなかったこどもを友人宅まで送迎したり、両親の職場まで送ったりすることもあります。
◇会員になったきっかけを教えてください
小・中学校の教員をしていた頃、同僚が勤務後に急いで保育園にこどもを迎えに行く姿を間近で見ていました。少しの間でもこどもを預かったり、保育園へ迎えに行ったりして助けになってあげると、喜ばれるのではないかと思っていました。
◇活動をしていて良かったこと、大変なことはありますか
利用者から感謝の言葉をかけてもらえると、やっていて良かったと感じます。ただ最近は、送迎の依頼が増えてきているので、スケジュール管理が大変です。習い事は夕方の時間に集中するので、重複しないように細かく時間調整を行っています。
◇家族の反応はどうですか
家族は理解して応援してくれています。妻や親族もこどもに関わる仕事をしていたので、園児を預かる依頼があった時には、協力して助けてくれます。
◇日ごろ心掛けていることを教えてください
こどもを車に乗せるので、安全運転を第一に心掛けています。また、こどもは感染症のリスクが高いので、自分が健康でいることはもちろん、車内ではマスクを着けるなどの対策を徹底しています。
依頼があれば、できるだけ引き受けていると話す窪木さん。今後も、こどもと保護者の力強い縁の下の力持ちであり続けるでしょう。
問合せ先:人権啓発推進課
【電話】64-1336
市ホームページではさらに詳しく紹介しています。
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