令和6年4月1日付で次のとおり人事異動を発令しました。
今回の人事異動は、市民病院が公立病院として役割を十分果たしながら、経営改善に引き続き取り組むため、病院事業管理者を設置するとともに、不在となっている行政職の副院長を配置します。
また、複雑・多様化する行政課題に的確に対応するため、新たな役職ポストを新設するなど、限られた職員を適材適所に配置することにより執行体制の整備に努めました。
人事交流については、新たに兵庫県市長会へ事務職員1名を派遣するとともに、引き続き兵庫県農業共済組合及び兵庫県後期高齢者医療広域連合へ事務職員をそれぞれ1名派遣するほか、西播磨県民局光都農林振興事務所及び光都土木事務所へも技術職員をそれぞれ1名派遣します。
■執行体制の整備
(1)市民病院の経営改善の推進
・公立病院として引き続き安全・安心な医療を提供しながら、経営改善策を着実に取り組むことができるよう、新たに病院事業管理者を任命するとともに、効率的な経営や組織運営を図ることを目的に行政職の副院長を配置する。
・新院長を補佐する院長代行を新たに設置するとともに、副院長に女性を登用(内科部長兼務)し、診療体制を充実させる。
(2)子ども・子育て支援対策
・母子保健機能と児童福祉機能とを一体化した「こども家庭センター」を設置し、妊娠や出産、子ども・子育てに関する相談支援を行うとともに、児童虐待やヤングケアラーなど困難を抱えた子どもへの対応など包括的に実施する。
(3)その他
・道路や橋梁等の新設改良及び維持管理を適切に推進するため、土木担当部長を新設する。
・後期高齢者医療制度等の事務を円滑に執行するため、医療係長に加え後期高齢者・福祉医療担当係長を配置する。
・母子保健指導の充実を図るため、保健センターに保健指導担当係長を配置する。
・登録DMOへの移行に向け、(一社)あこう魅力発信基地への派遣事務職員を1名増員する。
・農林水産課施設係を農林整備係に名称変更するとともに、土地改良施設の改良及び維持管理を適切に推進するため、施設担当係長を新設する。
・文化財の保存、調査、活用の推進を図るため、文化財担当参事(部長級)を新設するとともに、市史編さんに学芸員1名を増員する。
■女性職員の登用
・係長職昇任7名中、女性職員1名を登用(生涯学習係長)。
※参考公営企業などを除く女性管理監督職(係長以上)は19名(16.4%)
※詳しくは、本紙またはPDF版を参照してください。
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