米国コロラド州にあるアスペン市と占冠村は、山岳リゾート地として昭和61年(1986年)の2月にアスペン・トマムの両スキー場が友好提携したことをきっかけに国際交流がスタートしました。
平成3年(1991年)8月29日には姉妹都市提携調印式が行われ、アスペン市と占冠村は晴れて姉妹都市となり、今日に至るまで中学生短期交換留学事業を中心にさまざまな交流が続いています。
そしてこのたび、アスペン市からトーリ市長をはじめとする代表団ら13人を招き、姉妹都市提携30周年の節目を祝う記念事業を実施しました。本来であれば、令和3年(2021年)が30周年でしたが、コロナ禍で2年遅れての実施となりました。
事業期間中、トーリ市長らは村内外の各施設等を訪れ、日本の伝統や文化に触れるとともに、地域住民との交流を楽しみました。
23日(月)には、本事業のメインとなる姉妹都市提携30周年記念イベントが占冠村コミュニティプラザで開催され、短期交換留学事業(受入)で来村中のアスペンの中学生や、来年1月にアスペンへ派遣される村の中学生、地域住民ら合わせて約100人が出席し、両都市が誇る豊かな自然環境やこれまで築き上げてきた深い友情を次世代へと引き継ぐこと、そして、この交流の輪をさらに広げていくことを約束しました。
■記念事業スケジュール
※来訪スケジュールがそれぞれ異なるため、アスペン市長スケジュールのみ掲載
■Aspen×Shimukappu30周年記念事業
10月21日(土)から25日(水)までの間におけるアスペン市代表団および関係者の活動の様子をご紹介します。
▽10/21(土)茶道体験・ホストファミリーとの対面
村民有志の指導の下で茶道を体験。抹茶や和菓子を味わいました。
▽10/22(日)星野リゾートトマム訪問
「星野リゾートトマム」のファームエリア等でアクティビティ体験を楽しんだ後、村長主催の夕食会で親睦を深めました。
▽姉妹都市提携30周年記念イベント
アスペン市代表団やアスペン中学生らを迎え、ともに30周年の節目を祝いました。(詳細は次ページで紹介)
▽10/23(月)占冠村議会訪問村長室訪問
占冠村議会を訪問し、議場の見学や自己紹介、記念撮影を行いました。その後の村長室訪問の際には、本姉妹都市関係の構築や旧ショッピングモール(現在の道の駅)など中央地区周辺の街並みのデザインに携わった元アスペン姉妹都市委員でアスペンデザインチームのメンバーでもあったデューイ・ウェブスターさんも同席され、同日開催された記念イベントにもご参加くださいました。
▽10/24(火)占冠中央小学校訪問
中央小学校を訪問し小学生と交流を楽しみました。また、アスペン姉妹都市委員会のジル・シーリー委員長が小学生に絵本をプレゼントしました。
▽10/25(水)北海道庁表敬訪問北海道神宮見学
北海道庁への表敬訪問を行い、濱坂真一副知事と懇談しました。濱坂副知事から姉妹都市関係へのお祝いの言葉を頂き、トーリ市長に記念品が贈られました。
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