■11月17日に菊池川沿いの鶴の河原河川緑地で昨年に続き2回目の『knоwledge.(ノウレッジ)』が開催。「原っぱで食べて遊んで学ぶ一日」がテーマのイベントで、九州中から集まった素敵な飲食店と食の物販、ワークショップでものづくり体験もできました。私もテントを持って参加。誰よりも楽しんでやるぞ!と意気込んで、もっぱら「食べる」ことに集中してしまいました。イベントは参加者の楽しそうな表情や声、スタッフや出店者の皆さんの生き生きとした姿にあふれ、元気と癒しをもらえる一日でした。(紗)
■今月は認知症特集。認知症と聞いて、一番に思い浮かべるのは曽祖母のことです。まだ曾祖母が元気だったころに、手押し車を押しながら一緒に散歩する時間が大好きでした。縁側に座り、嬉しそうに笑う曽祖母の姿は不思議と鮮明に覚えています。いつしか会うたびに曽祖母の様子が変わっていくのが分かりました。同じことを繰り返し聞かれ「誰かい?」と言われるようになり、それが受け入れられず疎遠に。小学校を卒業した日、その姿を曽祖母に見せるよう母に背中を押され、入院先の病院で数年ぶりに会いました。認知症は進行していましたが、一緒に散歩をしていたときと変わらない温かさを感じ「会えてよかった」と思いました。その後すぐに曽祖母は他界。もっといろんな話が聞きたかったです。認知症のことを正しく理解していればよかったなと思います。(梨)
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