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地域で守り育てよう 私たちの苫前商業高等学校

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北海道苫前町

■「学校から飛び出し、地域での活動を広げる商技部」
18名の新入生を迎えて1か月。今年も全生徒が所属する「商技部(しょうぎぶ)」の活動である高校生カフェ「TOМACAFÉ」がスタートしました。今年度は5月桜まつりと、10月公民館フェスティバルへの出店が決まりました。ほぼ全校生徒が参加した桜まつり。はじめて参加する1年生が大半を占める中迎えた当日。風が強かったですが、そのおかげか雨雲もずれ、昨年と比べるとお客様がとても多く商品を完売することができました。3年生の店長を中心に、経験者である2・3年生が1年生にレクチャーする形で進めておりますが、昨年よりもお互いに気がついたことを伝え改善する姿勢や、「声が出ていないよ!いらっしゃいませ‼」と2・3年生が自分から声を出し、1年生が追随する姿を見ることができました。また、今回はカフェの出店だけではなく、苫商PRタイムでの宣伝、カラオケ大会に出場の機会もいただきました。GWから緑ヶ丘公園の桜を確認しに行っていた生徒達から「今年はお祭りの前に散ってしまうかも…」という声が聞こえておりましたが、いつのまにか「桜が散った分、PRタイムに紙の桜吹雪で盛り上げたい!」となり、桜色の紙吹雪を作っている姿が。お客様からの「苫商生、頑張っているね!」「美味しかったよ!」「こういう風にしたら、なおいいんじゃない?」という言葉をたくさんいただき、町のイベントに参加する楽しさと充実感を生徒達も教職員も感じております。
商技部の活動は、6月苫前中学校運動会への参加、小平高等養護学校運動会生徒交流、7月24日から2泊3日で苫前町を中心に200km走行する自転車ツーリングと続きます。町民の皆様から多大なご支援をいただいている自転車ツーリングは、苫商を出発しオロロンラインを南下、小平町・留萌市・北竜町・沼田町・幌加内町を通過、最終日に霧立峠を越えるコースを予定し、生徒達は現在活動内容やルールづくりを進めております。「自分達が自転車で走ることで苫前商業を宣伝する」「管内の自然を満喫する」「自分自身の目標にチャレンジする」「自分を律しながらお互いに協力する」という発言が聞こえております。
チーム名は「Lightninng fast~Plus ultra~」(電光石火~もっと先へ、さらなる前進)。全体目標は「助け合い、感謝の気持ちを大切に、自分の健康管理を怠らず、楽しみながら、苫前商業を知ってもらう!」です。チームTシャツは、苫前町の熊と遡上する鮭を自分達の姿に重ねて、熊の上に鮭が乗っているデザインを作成中。
町民の皆様からの叱咤激励もさらなる前進につながりますので、よろしくお願いいたします。
文・写真:苫前商業高校地域連携委員 瀧川直子

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