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[特集]令和6年度施政方針

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埼玉県新座市

■-令和6年スローガン-
新しい時代の幕開け、第5次新座市総合計画を着実に推進し、だれひとり取り残さない真に幸福を実感できるまちづくりを市民の皆様と共に進めてまいりましょう!

施政方針とは、市の基本方針や主な施策の方向性を市長が示すものです。
令和6年第1回新座市議会定例会で、市長が表明した施政方針の概要をご紹介します。

■令和6年度当初予算案(一般会計・特別会計などを含む総計)
992億5,951万5千円

■市政運営の基本方針
昨年4月にスタートした第5次新座市総合計画は、市の最も基本となる計画です。この計画に定めた5つの基本政策と53の具体的な施策を着実に推進していくことが、将来都市像である「未来もずっと暮らしに『プラス』が生まれる豊かなまち新座」の実現につながると考えています。特に、温室効果ガスの削減を目指すGX(グリーン・トランスフォーメーション)、デジタル技術を活用した利便性の高い行政サービスを実現するDX(デジタル・トランスフォーメーション)の2つの取組を中心に進めています。
市民の皆さまが、安心して明るい未来への夢や希望を持って暮らせるように、令和6年度は次の3点に重点を置き、市政に取り組みます。

▽(1)子育て支援の推進
母子保健コーディネーターや子育て支援コーディネーターによる妊娠期から子育て期までの切れ目ない相談体制の充実を図ります。
また、乳幼児期の子育てを支援する地域子育て支援センターの運営、放課後児童保育室の整備及びこども医療費の通院分無償化の拡大など、安心して子育てができるまちづくりを進めます。

▽(2)経済対策で暮らしを支援
電気・ガスや食料品などの価格高騰の影響を受けている市民や事業者を支援するため、市独自の物価高騰対策第12弾を実施します。
また、6月から始まる所得税及び個人住民税の定額減税の実施に合わせた補足給付を行うため、物価高騰対策臨時給付金室を設置し準備を進めています。
迅速に給付金を支給するとともに、物価高騰の影響を受けている市民や事業者に対して支援を行います。

▽(3)災害に強いまちづくり
溢水(いっすい)対策や水道施設などの耐震化を計画的に実施し、防災・減災に取り組みます。
また、土地区画整理などの整備を推進するほか、市の骨格を成す幹線道路を整備し、災害に強いまちづくりを進めます。
さらに、近年の気候変動に対応し、避難所の機能充実を図るため、小学校の体育館・市民総合体育館にエアコンを整備するほか、老朽化した学校施設の改修工事を計画的に実施します。

■新規・重点事業
※( )内は予算額
・グリーン・トランスフォーメーション(GX)の推進(1億9,932万4千円)
ゼロカーボン推進補助金制度の実施、電気自動車などの購入、公共施設の太陽光発電設備設置及び照明のLED化など

・デジタル・トランスフォーメーション(DX)の推進(6億3,498万8千円)
行政手続のオンライン化、小学校高学年クラスへの電子黒板の導入など

・子育て支援(10億5,282万3千円)
こども医療費の通院分助成対象を18歳まで拡大、野寺放課後児童保育室の整備など

・学校施設の改修・改築(12億9,272万8千円)
小・中学校の長寿命化改修・改築などの実施、学校施設整備基金の積立て

・公共施設の改修(4億515万7千円)
公共施設の改修工事の実施
(市役所第三庁舎、栄公民館、福祉の里、消防団車庫など)

・大和田水辺の丘公園の整備(4億2,648万1千円)
大和田三丁目地内に、大型遊具や水遊びエリアなどがある公園を整備(6月下旬に水遊びエリアを含む西エリアオープン予定)

・都市基盤の整備(12億9,788万8千円)
新座駅北口土地区画整理事業の推進、都市計画道路東久留米志木線の整備

■第12弾市独自の物価高騰対策を実施します!
▽市立小・中学校給食費の支援
・給食費1か月分(7月)を無償化
・市の一部負担により令和6年度給食費を引き続き据置き
・市立小・中学校に3人以上在籍する世帯を対象に、3人目以降の給食費を無償化

▽キャッシュレス決済ポイント還元
市内の対象店舗でキャッシュレス決済を利用して買い物をした際に、購入額に対してポイントを還元するキャンペーンの実施

▽そのほかの支援
・防犯機能付き電話の購入費補助金
・家庭ごみ・集団資源回収業者、農業者、配食サービス事業者への支援

問合せ:政策課
【電話】048-477-1782

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