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【特集】令和6年度 蕨市の予算(2)

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埼玉県蕨市

■2 豊かな個性を育み 子どもたちの 未来輝くまち
◆主な事業とその予算
18歳までのこども医療費完全無料化:3,189万円
→入院に加え、通院に係るこども医療費の助成対象を、満18歳(昨年度までは満15歳)に達する日以後の最初の3月31日まで拡充します(詳細本紙11ページ)。

2人目以降の学校給食費無償化等:5,322万円
→給食費の徴収額を償還払いにより全額補助します(関連下記)。

民間留守家庭児童指導室の増設・運営:6,086万円
→今月開設の「キッズクラブわらび西」(錦町5丁目)を含む5室分の民間留守家庭児童指導室の運営費用に補助金を交付します(関連下記)。

子どもの学習支援等:1,147万円
→ひとり親家庭及び低所得世帯の子どもに対し、学習支援を実施するとともに、大学等の受験料や中学生、高校生等の模擬試験の受験料を助成し、経済的負担の軽減を図ります。

養育費確保支援事業助成金:46万円
→養育費確保支援事業を創設し、公正証書の作成費用及び養育費保証契約の負担費用を助成します。

産後ケア事業:680万円
→サービスが利用できる医療機関等を増やし、充実を図ります。

学校体育館エアコンの設置:1億9,480万円
→教育環境の向上と災害時の避難所として避難者の生活環境の改善を図るため、学校体育館にエアコンを設置します。6年度は、西小学校及び中央東小学校、塚越小学校の設置工事を実施。これにより市内全小・中学校に整備が完了します。

学校トイレの改修:3,760万円
→小・中学校の教育環境改善を目的に、6年度は、東小学校及び南小学校、中央小学校の工事設計を実施します。

学校ICT環境の整備:1,454万円
→第一中学校に続き、第二中学校にDXルームを整備します。

青少年の活動機会の充実:362万円
→小・中学生や親子を対象に、群馬県片品村での森林環境教育や栃木県大田原市での農家宿泊体験など、自然体験ツアーを実施します。また、宿泊を伴う野外活動を行う市内青少年団体への活動奨励費を1人1泊1,500円(年度内2泊まで)に増額。

◆留守家庭児童指導室の増設
放課後保育のニーズの増大に対応するため、留守家庭児童指導室の増設を図っています。平成20年には7室、定員290人でしたが、平成21年以降、14室を開設。現在は21室、定員795人となりました。

○期待の声
大澤 啓二(おおさわ けいじ)さん 塚越4丁目

子育てしやすい環境に
育ち盛りの娘が二人おり、給食をいつも楽しみにしています。物価高騰が続く中、2人目以降の給食費が無償化されるのはとても家計に優しい取り組みですね。これからも子育てしやすい環境づくりをお願いします。

◆2人目以降の学校給食費無償化等
2人目以降の学校給食費について、徴収額を償還払いにより全額補助し、実質無償化にすることで、経済的負担の軽減を図ります。併せて、食材費の高騰が続くなかでも、予算を増額することで値上げを行うことなく学校給食の質と量を確保して、児童・生徒に提供します。

■3 みんなにあたたかく 健康に生活できるまち
◆主な事業とその予算-
帯状疱疹ワクチン任意接種費用助成金:1,326万円
→帯状疱疹の発症及び重症化予防のため、50歳以上を対象に、帯状疱疹ワクチン接種に係る費用の一部を助成します(関連下表)。

高齢者補聴器購入費助成金:120万円
→交流機会の確保や一定程度の認知症予防を図るため、身体障害に該当しない中等度難聴で65歳以上の高齢者に、補聴器購入費の一部を助成します(上限4万円。関連左下欄)。

いきいき百歳体操の更なる充実:108万円
→実施団体への補助金制度を創設(関連下記)。

精神障害者への福祉タクシー利用券の交付:62万円
→精神障害者保健福祉手帳1級の所持者に福祉タクシー利用券を交付することで、社会参加の促進や経済的負担の軽減を図ります。

障害者福祉センタードリーマ松原指定管理料:1億529万円
→ドリーマ松原に地域生活支援拠点等コーディネーターを配置し、障害者やその家族が安心して生活できる地域体制の構築を図ります。

地域福祉計画の策定:648万円
→地域共生社会の実現に向け、地域での生活課題に対応する包括的な支援体制の更なる整備を図るため、地域福祉計画を策定します。

◆帯状疱疹ワクチン任意接種費用助成金

○期待の声
渡邊 典子(わたなべ のりこ)さん 北町3丁目

早めに接種したいです
よく運動しているので、体力には自信がありましたが、だんだんけがの治りが遅くなっているのを感じています。免疫機能が落ちると帯状疱疹が発症しやすくなるとのことなので、早めに接種したいです。

◆高齢者補聴器購入費助成金
補聴器助成の対象となる中等度難聴とは両耳40デシベル以上のかたです。「できるだけ近くで話してもらわないと聞こえない」、「周囲の人が何を話しているのか分からない」という状態が40デシベルの目安です(両耳70デシベル以上などの高度難聴のかたは障害者総合支援法による補助が受けられます)。

◆いきいき百歳体操
高齢者が無理なく筋力をつけることができる体操として考案された「いきいき百歳体操」は、準備体操・重りを使った筋力運動・整理体操の3つの運動の組み合わせで行われます。地域住民が運営する通いの場でもあり、介護予防をきっかけに、地域でのつながりや見守り、支え合いなど、住みよいまちづくりにも良い影響が広がっています。

◆プラス市立病院 市立病院の建替え
基本構想・基本計画の策定:3,938万円
→新病院の目指す姿や診療機能などをまとめた基本構想・基本計画を策定します。

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