市には、多様な市民ニーズに対応したさまざまな公共施設が整備されており、多くの方々に利用されています。
施設使用料については、これまで統一的な基準(ルール)がなく、整理されていない状況でした。今回、「公共施設に関する使用料の設定基準」を策定し、負担の公平性を確保するため、使用料の見直しを行いました。施設を利用する皆様にはご負担をおかけしますが、ご理解をいただきますようお願いいたします。
改定日:令和7年4月1日
見直しの基本方針:
・受益者負担の考え方(公平性)
施設を利用される方と、利用されない方との負担の公平性を考慮し、利用者に応分の負担をしていただく「受益者負担の原則」を基本としました。
・算定方法の明確化(透明性)
市民全体の理解と納得が得られるよう、使用料の積算根拠を明確にし、統一的な算定方法としました。
基本的な考え方:
・使用料の算定方法…使用料基準=コスト(実績)×受益者負担率
・使用料のコストに算入するもの…施設の年間の維持管理運営にかかる経費
・受益者負担率…各施設におけるサービスの内容を性質別に分類し、その分類ごとに「公費負担」と「受益者負担」の割合を設定
・急激な負担増への調整…激変緩和措置として、改定上限を1.5倍以内に設定
・その他…同種同等の施設における地域間での金額差を解消
今回改定する施設:
・地域交流等拠点施設…コミュニティセンター、きつき生涯学習館、山香中央公民館、大田中央公民館、大田山村開発センター
・教育・体育等施設…健康福祉センター(温泉場除く)、山香農村環境改善センター、十王教育文化会館、山香工房(夢楽房)、市立図書館(会議室)、市立小学校・中学校(体育館・運動場)、市営杵築野球場、市営テニスコート、海浜夢公園テニスコート、市営総合運動場、市営多目的広場1、市営山香グラウンド、文化体育館(トレーニング室除く)、勤労者体育センター、B&G海洋センター、市営体育館、市営サッカー場
・民間競合施設…文化体育館(トレーニング室)
※各施設の問い合わせ先および改定後の使用料については、折込の「公共施設使用料令和7年4月1日改定施設一覧」をご覧ください。
※使用料基準の詳細については、二次元コード(市公式ウェブサイト)からご覧いただけます。
※二次元コードは本紙10ページをご覧ください。
同基準の不明点については、企画財政課 行財政改革推進室(【電話】0978-62-1804)へお問い合わせください。
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