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≪特集≫ 七ヶ浜・プリマス教育懇談会「七ヶ浜サミット2023」(4)

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宮城県七ヶ浜町

▽生徒間の交流を進める
髙橋:ありがとうございます。では、最後の質問をしましょう。『子どもたちが将来幸せになるために、夢を持たせたり実現させたりするために今後何をしたらよいのでしょうか』。

須藤:私のグループ1でとても良かったのは、プリマスの皆さんと私たちの子育ての考え方がとても共通していることでした。プリマスとは距離があるので直接会うことはなかなかできないのですが、今後は頻繁に交流して大人も生徒もお互いの町の良い取り組みについて意見交換できればと思いますし、大人がこのことについて考え続けることをしていきたいと思います。

大橋:グループ4では、生徒間の交流を進めていくことでした。プリマスの学校では年度初めに「AllAboutMe/自己紹介」というスライドを使ったプログラムを行っているので、七ヶ浜の子どもたちも作って、お互いに送り合って交流するのはどうかと話し合いました。
また、時差の問題がありますが、グーグルミートやズームを使ったやりとりを録画して、互いの授業で発表したり、今回のプリマスの子どもたちとプリマスに行ったことがある七ヶ浜の子どもたちがズームで交流したりするという提案もありました。
時差があるのでラインやメッセンジャーなどを使って文章のやりとりをするだけでも、日本の子どもたちにとっては、自分の英語が実際に通じることを体験できると思います。

髙橋:ありがとうございました。色々な素晴らしい意見やアイディアがありました。私はこのサミットを通して、宣言としてまとめてみました。みなさんどうでしょう。(拍手)
こちらです。『私たちは子どもたちが幸せになるために七ヶ浜とプリマス協働でこれから先、取り組んで行きます』と宣言します。皆さん、どうでしょうか(賛成の拍手)。では、これからどんどん取り組んでいきましょう!

デレク:今日のサミットはとても勉強になりました。出された意見や事例をプリマス町に持ち帰って活かしたいと思っています。

寺澤:なぜ私が英語コミュニケーションを始めようと思ったか。まず、交流するためには相手の文化を知ること、相手に対する表現力も大事だと思っています。単に英語を話すだけではなく、英語をベースに表現力を子どもに持たせたいと思いました。
今、アジアではほとんどの国がどんどん発展してきています。その中でコミュニケーションを取るための共通言語は英語がベースになっています。これから世界の皆さんとお互いの文化を知り、教養を高めながら進めるというのが私の狙いでもあります。
我々には33年もお付き合いをしているプリマスの素晴らしい人たちがいて、その人たちから学びたいとも思いました。
今、世界中で戦争やパンデミック、さらには環境問題、自然災害などいろんなことが起きています。私たちにできることは、「草の根の交流」として町と町、人と人が仲良くすることです。こういった交流が世界の平和につながるのです。

キンバリー:この素晴らしいサミットの経験をさせていただき心より感謝いたします。これで終わらせずに、これから先もここで話し合われたことを是非続けたいと思います。

◎『私たちは子どもたちが幸せになるために七ヶ浜とプリマス協働でこれから先、取り組んで行きます』と宣言します。

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