「フレイル」とは、加齢とともに運動・認知機能が低下し、心身がストレスに弱くなっている状態のことです。多くの高齢者がフレイルを経て、要介護状態になると考えられています。フレイルは早期発見・対処することで改善するといわれています。継続的な運動・栄養バランスの取れた食事・社会参加で、フレイルを予防しましょう。
「食べる量が少なくなった」「同じものばかり食べる偏った食生活になっている」といった状態が続くと、フレイルにつながりやすくなります。フレイル予防のためには、体に必要な栄養素を満遍なく取ることが大切です。次の3つのポイントを心掛けましょう。
(1)3食しっかり食べる
(2)1日2回以上、主食・主菜・副菜を組み合わせた食事を取る
(3)いろいろな食品を食べる
■主食・主菜・副菜を組み合わせた食事の例
◇主食
ごはん・パン・麺類など。主な栄養素は炭水化物。主に体を動かすエネルギーの元になる。
◇主菜
肉・魚・卵・大豆製品などを含む料理。主な栄養素は、たんぱく質・脂質。主に体をつくる元になる。
◇副菜
野菜・キノコ・イモ・海藻などを含む料理。主な栄養素は、ビタミン・ミネラル・食物繊維。主に体の調子を整える元になる。
問合せ:くらしき健康福祉プラザ介護予防事業
【電話】434-9861
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