適度な飲酒は心身のリラックス効果や血液の流れを良くしたり、動脈硬化を予防したりするなど心身ともに有益な作用をもたらします。一方、多量の飲酒や20歳未満・妊婦の飲酒など不適切な飲酒は、肝臓などの身体だけではなく、心の健康にも影響を及ぼします。
アルコールの処理能力は、人によって異なります。他人に無理強いしないようにしましょう。また、性別や年齢によっても差があります。女性や高齢者は成人男性の適正飲酒量の半分が適量といわれ、特に注意が必要です。ご本人だけでなく、家族への影響も大きくなりますので、飲酒量や飲み方に気をつけましょう。
■成人男性の1日の適度な飲酒量は純アルコール20g程度です
※女性・高齢者はこの半量
◇純アルコール20gの目安
・日本酒1合(180ml)
・ビール中瓶1本(500ml)
・ワイングラス1.5杯(180ml)
・焼酎0.6合(110ml)
・ウイスキーダブル1杯(60ml)
・チューハイ(5%)ロング缶1本(500ml)
■飲酒習慣をチェックしてみましょう
・休肝日がない(毎日飲酒)
・飲酒時はおつまみをあまり食べない
・二日酔いの回数が増えた
・飲み過ぎで肝機能が悪くなった
・飲むペースが速い
・毎日20g以上アルコールを摂取している
※あてはまる項目が多いほど問題のある飲酒です。
■上手なお酒の飲み方
・週2日は休肝日を設ける
・強いお酒は薄める
・量や時間を決めて飲む
・食べながら飲む
・妊娠中と授乳中は避ける
問合せ:健康増進課
【電話】21-6976
<この記事についてアンケートにご協力ください。>