4年度の市の決算は黒字でした。市民の皆さんに納めていただいた税金や、国・県からの補助金などがどのように使われたのかを一般会計を中心にお知らせします。
決算の詳しい内容はP14,15に掲載しているほか、市ホームページでも公開しています。
《一般会計》
歳入総額(市に入ってきたお金)…1,149億185万円
-歳出総額(市が支払ったお金)…1,117億5,895万円
-R5に繰り越すべきお金…4億8,791万円
実質収支(黒字額)…26億5,499万円
〔参考〕
R3の黒字額24億4,549万円
R2の黒字額24億5,863万円
■松江市の借金(市債残高)と貯金(基金)はどれくらいあるの?
・市の借金である市債は、これまでの市債の発行抑制、繰上償還により減少が続いています。
※市債は、現役世代と将来世代との費用負担を公平にする役割もあります。
・市の貯金である基金(財政調整基金と減債基金の合計)は、事業の実施状況により増減しています。
・引き続き新庁舎整備など大型事業が進捗していくことから、今後も計画的な借入、償還に努めていきます。
■〔令和4年度に実施した主な事業〕(1)新型コロナウイルス感染症対策および電力・ガス・食料品等価格高騰対策
◆市民生活への支援
◇水道料金の減免
決算額:4億9,164万円
コロナ禍におけるエネルギー価格や物価高騰に対し、市民生活の負担を軽減するため、水道料金などの2カ月分を減免しました。
◆事業者への支援
◇宿泊施設の改修を支援
決算額:7億1,032万円
アフターコロナの地域経済の回復につながる宿泊施設の改修に対し、支援を行いました。
◇省エネ対策への支援
決算額:4,762万円
エネルギー価格高騰などの影響を受けている商業・サービス業などの中小企業者が取り組む省エネ効果の高い設備投資を支援しました。
■〔令和4年度に実施した主な事業〕(2)「夢を実現できるまち 誇れるまち 松江」の実現に向けた取り組みの一例
~松江市総合計画「MATSUE DREAMS 2030」5つの柱~
◇1.しごとづくり
「職人商店街」の実現に向けた取り組み
決算額:1,078万円
中心市街地に多彩な伝統工芸などが集まる「職人商店街」の創出をめざし、既存店舗のリノベーションを支援しました。
◇2.ひとづくり
こども家庭センターの設置
決算額:1,497万円
妊産婦や子育て世帯、子どもに関する相談支援を一元的に行う「こども家庭センター」を5年4月1日に開設しました。
◇3.つながりづくり
総合文化センターのリニューアル
決算額:8億3,422万円
6年4月のリニューアルオープンに向け、「文化芸術活動の拠点」である総合文化センターの改修整備を進めました。
◇4.どだいづくり
新庁舎整備
決算額:47億939万円
耐震不足や老朽化などの庁舎が抱える課題の解消に向け進めてきた新庁舎整備事業は第1期工事が完了しました(5年5月に第1期棟の供用を開始)。
◇5.なかまづくり
中海・宍道湖・大山圏域市長会の連携強化
決算額:3,150万円
圏域市長会を構成する5市7町村が相互に連携し、スケールメリットを生かした事業の展開により、圏域の一体的な発展に向けた取り組みを進めました。
問合せ:財政課
【電話】55-5182
<この記事についてアンケートにご協力ください。>