島おこし協力隊ミッション ミニコラム11

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■「この指、と～まれ!」
鳥獣被害対策andジビエ振興担当の藤原でございます。
上島町に降りたち自然の息吹きを間近に感じ、もうすぐ一年が経とうとしています。四季折々、島の移り変わる景色を肌で感じながらゆっくりと堪能…???する間もなく、あくせくと濃厚な毎日を送っております。とはいえ、移住後はたくさんの人との出会いがあり助けられ、新たなチャレンジと任務をつかさどり、充実感に満たされております。
「あ～、すみません。」相変わらず私のしょうもない前置きはさて置き、協力隊のミッションについてご紹介させていただきます。

◇なぜ、ジビエ振興なの?
今回は、「なぜ、今ジビエ振興なの?」についてお話いたします。
昨年は日本各地でクマによる痛ましい被害が多くあったことが、記憶に新しいかと思います。野生鳥獣による農作物被害は、全国で155億円といわれています。
上島町においてもイノシシによる農作物、家屋や車の被害が発生しており、場合によっては人への危害発生の恐れもあります。全国各自治体において(当然、上島町においても)「捕獲」「侵入防止(防護柵)」「環境管理」の三本柱で鳥獣被害対策を強化していますが、野生鳥獣の利活用率は国内全捕獲の約10%というのが現状です。

◇島の恵みに感謝
「いただいた命を無駄にしない。」が、われわれのコンセプトであり務めです。捕獲だけ進め、廃棄や自家消費だけにとどまらず、「ジビエ」として地域資源に生まれ変わらせ特産品にすることが重要ミッションとなっている次第です。
上島町産の安全安心で、何より美味しいジビエの提供をお約束します。「上島町のジビエの魅力や栄養価」については、前回コラムのとおり。マッチョになりたい方!美肌になりたい方!お疲れ気味の方!
「この指、と～まれ!!」

担当：鳥獣対策ジビエ振興　藤原隆司