■『受験、そして進路実現へ、キャリア教育にも力を入れています!』
ゆめしま未来塾では、塾生の多様な進路実現のために、キャリア教育にも力を注いでいます。ゆめしま未来塾のキャリア教育は、大学・専門学校進学、就職関係なく、塾生一人ひとりが希望する進路を見つけ、実現するためにさまざまな経験や気付きを得られる場を提供することを活動目標としています。現在の取り組みとして、簿記検定や英検などの資格取得に向けた講座や、弓削高校のOBOGを招いた「せんぱい座談会」、地域の起業家や社会人の方を招き、話を伺う「キャリア座談会」などを開催しています。今回のコラムでは、その中のひとつの取り組みである「壁画プロジェクト」について紹介します。
このプロジェクトは、デザインや建築関係の専門学校の受験を考えている塾生が、受験に活かせるような経験を積みたいということで始動しました。プロジェクトの内容は、ゆめしま未来塾第二教室(旧校長官舎)のブロック塀一面に、この建物が、地域みらい留学生(広報かみじま7月号参照)や町民の皆さまから見て「ゆめしま未来塾」であることが分かるようなデザインを描く、というものです。
「上島町って、島に橋が架かってるよね」「夢と島を橋でつなげるイメージをデザインにしようよ!」と、どのようなデザインにするか、何度も話し合い、描きだしては、次のアイディアが生まれ…というように暗中模索しながらも、着々と、塾生による壁画のデザイン画が作成されていきました。途中、作業が行き詰ってしまったタイミングで、生徒たちは「実際に仕事をする時も、こんなことがあるのかもね。」と、将来仕事をする時のことを想像をして、作業に臨んでいました。
ゆめしま未来塾のキャリア教育指導では、今後もプロジェクトやイベントを通して生徒の挑戦に伴走し、目指す進路の実現に向かって取り組んでいきます。
また、生徒と地域の皆さんとの交流を増やし、生徒の地域への愛着と自立性を伸ばしていきたいと考えています。
担当:ゆめしま未来塾 大下凪歩
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