■「上島町に新しいサイクルラック誕生!」
10月14日(月・祝)に竹を使ったサイクルラックをつくるワークショップを開催しました。
これは、町内の竹林から採った竹を使って、町内の子どもたちと町外のサイクリストが一緒に協力して組み立てとペイントをしようというもので、当日は愛媛大学の学生にも参加していただき、企画段階から関わってくれた弓削商船高等専門学校(以下、弓削商船)の学生や先生方を含め、総勢60名で4台のサイクルラックを製作しました。企画を始めたのは4月末ころ。サイクリストを歓迎したいという思いから、町の竹とかみりんを使った上島町オリジナルデザインを考案。これまで、真夏に竹を100本伐採→養生場所確保と乾燥→バーナーを使った油抜き→表面がつるつるとすべるので格闘しながら穴開け加工→ラック試作品づくり…と想像以上にいろいろな工程がありました。ですが、竹を研究されている弓削商船電子機会工学科の森耕太郎先生をはじめ、竹を使った露天風呂をご自身で作られた弓削の宿の川畑良文さん、竹自転車をつくる友人をもち今回のPR動画を製作してくれた高山剛さんなど、全面的にご協力いただき、町内には「竹」でつながる方が幸運にも多くいて、本当にご縁だったなと感じています。また上島つながるプロジェクト実行委員会の國延典子さん、役場職員など、沢山の協力があり実現することができました。
当日は気持ちのよい晴天。ひだまり公園の芝生の上でニックネームを書いた紙を胸元にはり、グループに分かれて製作しました。行程が進んでいくにつれて、参加者のみなさんが和気あいあいと楽しくやっている様子は、とても嬉しいものでした。
みんなで製作したラックは、町の玄関口となる港務所(上弓削港・佐島港・立石港・小漕港)に設置していますので、皆さんぜひ使ってみてくださいね。またラックの側面に貼られたQRコードからは、今回のワークショップの様子を上島町の景色とともに動画で紹介しています。
また、左記のプロジェクト動画(YouTube)からも見ることが出来ますので、ぜひこちらからもご確認ください!
普段接することのあまりないサイクリストと子どもたちが、今回のワークショップを機にお互いに関心が生まれ、今後もサイクルラックの使用を通して交流の輪が広がっていけばいいなあと思います。
担当:サイクリング振興 豊田遥
※詳細は本紙をご覧ください。
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