■地元選手の活躍と未来への期待
猛暑続きだった今年の夏も終わり、スポーツの秋を迎えました。今年度前半には、本市ゆかりのアスリート達の活躍にまつわる話題が数多くありましたので、振り返ってみたいと思います。
パリオリンピックでは、メダル獲得には及ばなかったものの、バスケットボールの吉田亜沙美選手とハンドボールの渡部仁(じん)選手が出場しました。
大相撲では、本市に名古屋場所の宿舎を構える二所ノ関部屋の大の里関が夏場所で初優勝し、白熊関も名古屋場所で十両優勝を果たしました。
全国高校野球選手権大会に出場した愛知代表の中京大中京高校は、杉浦正悦(まさよし)主将はじめ3人の安城出身選手が活躍しました。
そして何より嬉しいのは、本市からたいへん多くの小中学生世代のスポーツ選手・チームが、全国レベルの大会に出場し、活躍していることです。
本市では、ハイレベルな競技を間近で観戦できるよう、地元企業チームの応援や、全日本大学女子ソフトボール選手権大会の開催支援等を行っています。また、令和8年アジア競技大会では2種目の開催が予定されており、さらにはバスケットボールBリーグ・シーホース三河のホームアリーナ建設も準備が進行中です。
ところで、中学校では、安城市スポーツ協会はじめ関係者各位のご協力により、部活動の地域移行が進められています。中学生にとっては、種目の選択肢が広がり、スポーツ経験の多様化が図られるメリットがあります。
他にもいろんな機会を通じて、子ども達がスポーツに関心を持ち、スポーツを好きになるように、市としても精一杯応援していきます。
そんな中、昨年度本市が「スポーツ・健康まちづくり優良自治体表彰2023」を授与されたことは、大きな励みとなりました。
近い将来、本市からオリンピック連覇を果たした谷本歩実さんに続くトップアスリートが、誕生することを夢見つつ、スポーツ競技人口の底上げを図ります。子ども達だけでなく、多くの市民がライフステージに応じたスポーツに親しめるよう、機会と場の提供に努めてまいります。
さあ市民の皆さん、スポーツでいい汗を流しましょう。
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