◆どんな予防方法があるのかな?
◆あなたはどこにあてはまる?
「予防接種は5~9割の予防効果があるのね。でも、全てを予防できるわけではないから、がん検診を定期的に受ける必要もあって、両方大切なんだね!せっかくだから、無料で受けられる期間に、受けるかどうかも考えるといいんだね。」
※詳しくは本紙をご覧ください。
◆がん検診 子宮頸がん検診
・20歳になる年からがん検診が受けられる(2年に1回)
・21歳になる年には無料クーポン券で受けられる
がん検診について、詳しくは健康増進課(【電話】23-6639【FAX】23-5071)へ。
■教えて先生! 知ってるようで知らない、大人の予防接種
「先生、こんにちは。」
「やあ、まめ乃さん、今日は肺炎球菌の予防接種を打つ日だね。体調はどうかな?」
「熱もないし、元気ですよ。ねえ先生、この頃、毎月のように予防接種をしてるけど、そんなに予防接種って打たないといけないの?」
「そうだね。では、予防接種について少しお話をしましょう。」
Q1.大人の予防接種って何があるの?
大人の予防接種にもこどもの予防接種と同じように、定期接種と任意接種があります。
定期接種は法律で定められたものです。高齢者にはインフルエンザと肺炎球菌があり、これからは新型コロナが加わります。これに対して、任意接種は法律で定められておらず、希望者が各自で受けるものです。任意接種でも、市町によっては接種費用の一部を助成しているものもあります。岡崎市では帯状疱疹がそれに当たります。
Q2.予防接種はどうして打つの?
予防接種を打つことで、その病気に対する免疫をつけて、病気にかかることや重症化することを予防します。その結果、まわりの人への感染を防ぎ、社会に病気がまん延することを防止できます。
Q3.予防接種は打ったほうがいいの?
先程、お話した効果がありますから、健やかな生活を送るのに有効な方法と考えられますので、打つことをお勧めします。ただし、持病や体調などによっては打てない場合もありますので打つときは普段から通っている医療機関の医師(かかりつけ医)に相談して接種を進めましょう。
※予防接種の詳しい情報は本紙二次元コードから
Q4.予防接種はどこの医療機関で打てるの?
市が実施している予防接種は、保健所から接種券と一緒に接種ができる医療機関の一覧表を送りますので、それを見て確認してください。
Q5.任意接種は打たなくてもいいの?
予防接種の効果などについて、定期接種と任意接種で大きな違いはありません。予防接種の有効性やリスクをしっかりと理解して、また、自分の体質・体調・生活環境などを踏まえて、接種するかどうかを考えましょう。
◇先生からのメッセージ
・健康に長生きするために、予防接種を
高齢社会で、健康で快適に楽しく過ごすには、疾病予防・未病対策・持病の悪化防止が重要で、生活習慣を整える・健診を受ける・かかりつけ医を持つなどの対策があります。
「予防接種」もその一翼を担うものです。接種することで、対象となる病気の発症や重症化を防ぐことができます。是非、年齢やライフスタイルに応じて、予防接種を受けましょう。
岡崎市医師会長 小原 淳先生
◆定期接種の対象のかたへ
保健所から接種券をお送りしています。
接種券が届いたら、封筒を開けて必ず確認をお願いします。
年齢によって打つことができる予防接種が異なります。
また、接種記録があればお伝えすることもできます。予防接種に関するお問い合わせはワクチン接種推進室へ。
問合せ:ワクチン接種推進室
【電話】23-6714【FAX】23-6808
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