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令和6年度 施政方針(2)

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愛知県春日井市

◆健康・福祉
・ヒアリングフレイル対策の実施
高齢者の聴力機能の低下を早期に発見するため、聴力を判定するアプリの活用を促進するとともに、補聴器の購入費の補助を開始します。

・オーラルフレイル予防の実施
乳歯から永久歯に生え変わる幼児期や学童期におけるフッ化物洗口等を拡充するとともに、節目の年齢に歯科健診を実施します。

・質の高い安全な医療の提供
市民病院では、本年5月に心疾患の治療を総合的に行う心臓病センターを開設します。また、手術支援ロボットを活用するなど、今後も、高度で専門的な質の高い安全な医療を提供します。

・総合的な福祉拠点の整備
地域共生社会の実現をめざし、あらゆる世代の相談支援の機能を集約し、福祉課題への対応とともに、いきがい創生や多世代交流の活動を支援する総合的な拠点の整備に向けて、基本構想の策定に着手します。

・ひきこもり状態にある方への支援
安心して過ごせる居場所の提供と、社会参加に向けた自立支援を一体的に実施します。

◆子育て・教育
・こどもの権利条例の検討
子どもにとって大切な権利を保障するため、(仮称)かすがいこども権利条例の制定を検討します。

・こども家庭センターの設置
こども家庭支援課内に、母子保健機能と児童福祉機能の一体化を図る、こども家庭センターを設置し、妊産婦や子育て世帯への支援を強化します。

・妊産婦への支援
妊産婦の産前産後の支援体制を強化するため、医療機関における宿泊型等の産後ケア事業を実施します。

・保育園の整備
需要が増加している低年齢児の受入れを拡大するため、本年4月に岩成台保育園と前並保育園をリニューアルオープンするとともに、牛山保育園の大規模改修を実施します。

・子どもの家の充実
東高森台小学校に子どもの家を整備するとともに、一部の子どもの家において、夏休みなど長期休業時の開所時間の拡大を試行的に実施します。

・子どもの学習・生活支援の充実
低所得世帯の子どもの学習意欲や学力の向上、居場所の確保を図るため、実施箇所数を増やし、定員を拡大します。

・不登校の未然防止や早期対応
小学校へ心の教室相談員の常勤配置を進めるとともに、家から出られない不登校の状態にある児童生徒に、メタバースを活用したオンライン不登校支援を開始します。

・コミュニティスクール制度の導入
地域とともにある学校づくりを推進するため、新たにコミュニティスクール制度を導入し、本年4月から藤山台小学校と藤山台中学校を一体的に指定します。

・英語教育の充実
子どもたちの英語への関心を高めるため、英語での生活を体験するイングリッシュキャンプを野外教育センターで開始します。

・小学校の水泳授業の充実
プールの老朽化や教員の負担軽減を考慮するとともに、指導の充実を図るため、民間の屋内プール等と専門の指導員を活用した授業を段階的に開始します。

・中学校の部活動の地域移行
子どもたちが将来にわたってスポーツや文化活動に親しむ機会を確保しつつ、教員の負担軽減を図るため、指導者の人材確保に努めます。

・安全で快適な学校生活の環境整備
リニューアル工事は、鳥居松小学校の整備を完了するとともに、味美小学校、篠木小学校及び東部中学校の工事に着手します。また、小中学校に段差解消のためのスロープの設置や、小学校の特別教室に空調機の設置を計画的に進めます。

・西部地区新調理場の整備
民間の資金やノウハウを活用するPFI手法を採用し、実施方針を策定します。

◆いきがい・市民活動
・生涯学習の充実
かすがい熟年大学を、新たにかすがいいきいきアカデミーに改編し、受講できる対象者や講座内容を見直すとともに、障がいのある方への講座を開催するなど、誰もが参加しやすい学習機会を提供します。

・高齢者支援の充実
高齢者のいきがいづくりと継続的な社会参加を促進するため、ポイント制度を開始するとともに、スマートフォンの活用講座を開催します。

・市民活動の促進
市民活動団体や地域コミュニティ組織の活動を促進するため、公共施設の運用方法などを見直し、誰もが活動しやすい環境づくりに取り組むとともに、老朽化が進む鷹来公民館の大規模改修を実施します。

・いきいきと活動できる場の充実
日頃から地域課題の解決や地域づくりの担い手として活動する地域福祉コーディネーターを増員し、高齢者サロンなど、地域でいきいきと活動できる場を充実します。

・文化・スポーツの振興
文化芸術の表彰制度を創設するほか、スポーツを通じた活動や交流の場の確保を一層推進し、文化やスポーツに親しむ機会を充実します。

・町内会などへの支援
市から依頼する業務の見直しやデジタル技術の導入支援など、役員の負担軽減に取り組むとともに、防犯灯の電気料金や集会施設の整備への補助を拡充します。

・日本語教室の充実
外国人市民が地域で安心して暮らせるよう、生活に必要な日本語を身に付ける日本語教室を拡充するとともに、新たに東部地区での実施を検討します。

・納涼まつりの見直し
来場者の増加による雑踏事故や、周辺道路の混雑による緊急車両の通行困難が懸念されることから、安全確保に向けて、開催方法や内容の見直しを検討します。

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