■南多摩尾根幹線全線4車線化を推進しています! Voℓ.2
南多摩尾根幹線は、調布市と稲城市をつなぐ多摩川原橋を起点に稲城市・多摩市・八王子市を経由し、町田市の町田街道に接続する延長約16.5kmの都市計画道路です。多摩市南野や稲城市長峰などを通り、多摩地域の主要南北5路線の一つである調布保谷線と接続し埼玉県に至るなど、広域的な道路ネットワークを形成しています。
このシリーズ記事では、南多摩尾根幹線の全線4車線化に向けて、工事の概要などについてお知らせします。
◆南多摩尾根幹線で現在工事中の2つの橋について紹介します。
▽南野陸橋(仮称)…「多摩卸売市場前交差点」に、南多摩尾根幹線の本線(4車線)が鎌倉街道を跨ぐ高架橋として整備しています。
これにより、南多摩尾根幹線の交通円滑化が図られ、渋滞解消が期待されます。
今後、鎌倉街道の上空に大型クレーンを用いて橋桁を架設する工事を行っていきます。工事中は、夜間に鎌倉街道を通行止めにしながらの作業も予定しています。ご不便をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いします。
▽竪谷戸大橋…南多摩尾根幹線と交差するJR武蔵野貨物線の上空に架かる橋が竪谷戸大橋です。西行き・東行きに分かれて架かっている橋の間に、新たに4車線の車道用の橋を整備します。現在の橋は快適な自転車歩行者空間に生まれ変わります。
現在、橋下の谷戸で工事に向けた準備作業を行っています。今後、車道用の橋を支えるコンクリート製の下部工(橋台2基、橋脚3基)の工事に入っていきます。
問い合わせ:東京都南多摩東部建設事務所工事課
【電話】042-720-8642【FAX】042-720-6563
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