■関東一高、夏の甲子園準優勝を支えた力(10月1日)
猛暑、酷暑といわれた夏も終わり、涼しい風が心地よい季節になりました。この夏、江戸川区を沸かせてくれたのが関東一高硬式野球部の活躍です。夏の甲子園で見事準優勝、区民に夢と感動を与えてくれました。
関東一高は、春の選抜大会で準優勝の実績がある全国有数の強豪校です。私も決勝戦を観戦しましたが、野球のプレー以外でも関東一高の素晴らしさを随所に感じました。相手校の校歌には手拍子を惜しまず、大きな声で勝利をたたえるエールを送るなど、スタンドの生徒の皆さんの振る舞いは大変すがすがしいものでした。
翌日、学校で行われた準優勝報告会で、米澤監督は応援してくださった方々への感謝を述べ、選手を紹介した後、記録員やマネージャーの一人ひとりにマイクを渡し、あいさつの時間を取りました。野球部の全国での華々しい活躍は、選手たちの想像を超えるような努力があってのものです。そしてそれに加えて、サポートする生徒たちの力があってこその準優勝なのだと、改めて教えていただきました。
関東一高の校訓は、自らの信念に基づいて目標に向かってやり通す「貫行」です。まさにその姿を私たちに見せていただいた夏でした。
江戸川区長 斉藤 猛
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