■地域の中で育まれる 次代を担う若い世代(5月1日)
5月5日はこどもの日。江戸川区は子どもがとても多いまちで、0~14歳の年少人口は23区でトップクラスを誇ります。水とみどり豊かな環境はもとより、地域全体で子どもたちを育てていこうという温かい住民性が、子どもたちの健やかな成長に大きな役割を果たしているのだと思います。
本区には「区長への手紙」「区への提案」といった、区民の皆さまから区政への想いやご意見をお寄せいただく制度があります。そこでは10代の児童や生徒、学生の皆さんから数多くの提案を頂戴しています。「花をたくさん植えてください」「防犯や安全のために暗い所に街路灯を増やしてください」など、内容は多岐にわたります。また先日は、「若い世代の町会活動への参加が少ないので、町会の活動を知ったり参加したりできる機会をつくっていただけますか。年配の方との世代間交流、同世代との交流、地域コミュニティの活性化などのメリットが考えられると思います」といった広い視点からの提案も頂きました。こうした提案には、一つひとつ区の考え方や取り組みを書いて、お返事しています。
2100年の未来に向けて、これからの時代を担い、築いていくのは若い世代の皆さんです。自分のことだけでなく地域全体に思いを巡らす、そんな若い世代が育っていることをとてもうれしく思います。
江戸川区長 斉藤猛
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