昭和48年に全国で初めて誕生した江戸川区の親水公園。親水緑道とともに総延長27キロメートルにわたり整備され、区民の憩いの場として親しまれています。
■親水公園マップ
親水公園は、かつて都市化によりどぶ川と化した農業・水上交通用の水路でした。埋め立てる計画もあったものの、「昔から親しんできた川が消えるのは寂しい」との地域住民の声から、親水公園として生まれ変わりました。
1.古川親水公園
全国の親水公園のモデルとなった、国内初の親水公園です。修復不可能と思われていた清流がよみがえり、地域住民の散策路として親しまれています。ケニア・ナイロビで開催された「国連人間環境会議」でも紹介されました。
2.小松川境川親水公園
滝のしぶきや水のせせらぎを感じることができ、飛び石やつり橋、帆船をモチーフにした遊具があったりと、水遊びシーズンには最適な親水公園です。ウオーキングをしたりアスレチックで遊んだり、四季を通して楽しむことができます。
3.新長島川親水公園
じゃぶじゃぶ池や噴水広場のある、見通しの良いゆったりとした親水公園です。四季折々の花や樹木、ビオトープ池の小魚などを観察することができます。
4.新左近川親水公園
広い水面を持つ親水公園です。バーベキューやデイキャンプ(注)が楽しめる芝生広場の他、さまざまな遊具などが充実しています。初心者から競技者まで利用できるカヌー場や、葛西ラグビースポーツパークもオープンしました。
(注)デイキャンプ場は、2024年12月までリニューアル工事中。
5.一之江境川親水公園
「自然に近い水辺を」という声に応え整備された親水公園です。魚や昆虫、水生植物が生息できるよう、新中川の自然水が流れています。
また、夏には3カ所ある水辺広場(注)で水遊びが楽しめます。
(注)水辺広場は、浄化した水を利用しています。
■親水緑道や水遊びスポットも!
親水公園の他、18路線の親水緑道があり、四季折々の草木や個性的な彫刻など、潤いと安らぎの空間を演出しています。また、区内には噴水や滝など、水遊びができるさまざまなスポットもあります。
(注)じゃぶじゃぶ池の開設期間は、9月16日(月曜日・祝日)までの予定です。
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