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特集 活気あふれるまちを将来へつなぐ~中学生との新春座談会(1)

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東京都江戸川区 クリエイティブ・コモンズ

■謹賀新年 新春座談会
中学生の皆さんに区の将来についてお話を伺いました

区長:皆さん明けましておめでとうございます。今日は皆さんからさまざまなお話をお伺いしていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

◇2100年の江戸川区、どうあってほしいか
区長:江戸川区では、今の住みよいまちを将来に向けてより良いものにするため、2100年の未来を見据えて考えてきました。皆さんは75年後というと90歳ですよね。今、平均寿命は男性が81歳、女性が87歳と、どんどん伸びていますので、2100年は皆さんが迎える年だと思います。
皆さんは2100年の江戸川区がどのようなまちになってほしいですか。

間山:今年の夏におまつりに参加したんですが、それが本当に楽しくて。2100年でも、そんな楽しいおまつりが開かれるような江戸川区になってほしいと思っています。

区長:今、江戸川区は本当に多くの地域でおまつりをやっていますので、これからも大切にしていきたいですね。

渡邊:江戸川区は川に囲まれている区なので、浸水する可能性があると思うんですが、それでも安全なまちづくりができている区になっているといいなと思います。

区長:そうですね。江戸川区は川や海など、水に囲まれたまちですが、裏を返せば自然豊かなところでもあるんですよね。ですから、皆さんと一緒に安全で安心な、みどりあふれる江戸川区をつくっていければと思っています。

汲田:このなぎさ公園にある文学館のような、さまざまな体験ができる施設がどんどん増えていく区になるといいと思っています。

区長:角野栄子児童文学館もそうですが、江戸川区には自然動物園や水族園、葛西海浜公園もあります。ラムサール条約湿地に登録されている葛西海浜公園には、毎年2万羽以上の鳥が来るんですよ。自然豊かなところも含めて、これからもさまざまな体験ができる区にしていきたいですね。

田澤:今、江戸川区にはたくさんの外国の方がいると思うんですが、未来ではもっとたくさん人口が増えているといいなと思います。

区長:2100年には人口の6人に1人は外国の方になると推計されていますから、もう特別な存在じゃなくなりますよね。外国の方も、障害がある方も、みんな同じ江戸川区民です。みんなと一緒に「ともに生きるまち」を、江戸川区は目指しています。

河野:昨年に石川県の方で大きな地震が起きましたよね。江戸川区も大きな震災に備えて、地震に強いまちになってほしいと思いました。

区長:地震の対策もいろいろな形で進めています。特に地震による火災を防ぐために、江戸川区では今、感震ブレーカーを無償で配布しています。また、区内には消火器が2万本以上あります。消防車が来る前に、自分で火を消すことができれば、火災が1件でも減ると思いますので、消火器のある場所をぜひ意識して、使い方も覚えていただくようお願いしています。皆さんと一緒に災害に強いまちをつくっていきたいですね。

ロー:江戸川区ならではの伝統工芸品と新しいショッピングモールなどが両立できるような、今と昔がどちらもある江戸川区になってほしいなと思っています。

区長:昔からの伝統産業である金魚、そして風鈴や染め物などの伝統工芸をずっと大事にしていきたいと思っています。一方で、新しい産業もどんどん生み出されていますから、その両立が大事だと私も思います。

臼倉:みどりと川と海を大切にしながら、人だけでなく、生き物も楽しく快適に過ごせるような区にしていきたいなと思っています。

区長:その通りですね。江戸川区が目指している「ともに生きるまち」の「ともに」の中には、人だけではなくて、鳥だったり動物だったり、魚も入っていて、もちろんみどりも入っています。そういう生物とともに生きるというのは大事なことだと思います。

古川:2100年は江戸川区花火大会のような良い行事が残っている、そんな区がいいなと思いました。

区長:江戸川区の花火大会は区外からも多くの方がお見えになります。この素晴らしい花火大会を残していきたいですね。

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