■屋台村
能登半島地震をきっかけに、あちこちで「屋台村」が開設されています。
震災により今までの店舗営業が困難となった飲食店などが中心となっており、開設された屋台村で自慢の料理などを楽しむことができます。
七尾駅前のパトリアの1階では、週末(金・土・日)に「能登屋台村」が開設され、合わせてさまざまなイベントなどが開催され、多くの来場者でにぎわっています。私も時々、昼食を買いに行きますが、常連のお客も増えているようです。
和倉温泉お祭り会館前の駐車場では、「和倉温泉屋台村」が7月31日まで開設されており、営業時間も毎晩午後6時から午後9時までとなっています。こちらでは、地元の人は元より、昼間に作業をされたボランティアや業者の人々が利用されています。
一方、一本杉通りでは、毎月第1日曜日に復興マルシェを開催しています。地元のお店のほか、南三陸町など、ほかの地域からも応援をいただいています。ここでは、最初に七尾ふるさと大使の佐藤直子さんが参加され、それから引き継がれた「笑顔のバトン」として、毎回、ゲストが来られています。
今後、各店舗が再建するまでは仮設店舗を設置する予定ですが、屋台で有名な函館や博多のように大勢の人でにぎわう屋台村となることを願っています。
今回の震災により、元通りの営業は難しいかもしれませんが、新たなスタイルで事業を行うことで、新しいビジネスチャンスもあるのでは?
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