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中学生職場体験レポート「この町でハタラクこと」(3)

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福島県国見町

■利用者さんの目線で気配りができる人に
特別養護老人ホームあつかし荘 菊地史桜(きくちしおん)さん
私の親が老人ホームで働いていて、どんな職業なのか知りたかったので、あつかし荘を選びました。
体験では、入浴準備や昼食準備、配膳、ベッドメイキングを行いました。また、利用者さんと折り紙を折るなど、ふれあう機会がありました。最初は緊張して、なんて声を掛けていいか分からなかったですが、利用者さんから声を掛けてくれて、お話しすることができました。
体験してみて、一日中動きっぱなしで、体力のいる仕事だと思いました。職員の方は、困っている人はいないか、常に目を配っていることが分かりました。
困っている人に声を掛けられるようになりたいと思いました。

▼人とのつながりや温かみを感じる仕事
渡辺千子(わたなべゆきこ)さん(10年目)介護福祉士/特別養護老人ホームあつかし荘

▽この職業に就いたきっかけは?
長年、違う業種で働いていたが、これからは介護の仕事が社会に役立つと思い、自分がどのくらいできるのか挑戦の意味も込めて介護職に就いた。

▽この職業のやりがい、魅力は?
行事やレクリエーションなどで、普段見せない表情で楽しんでいる利用者さんを見た時にやりがいを感じる。

▽苦しいこと、大変なことは?
安心・安全に生活が送れるように、その人に合ったケアを導き出して、行わなければならないこと。

▽これからの夢
高齢者の割合に対して、なり手が少ない…。利用者さんが生活しやすく、職員も働きやすい環境をつくっていきたい。

■人と関わる仕事にやりがいを実感
道の駅国見あつかしの郷 佐藤優羽(さとうゆう)さん
小学生の時に、お父さんのお手伝いで道の駅国見にきゅうりの品出しをしたことがあって、道の駅で働く人はどんな仕事をしているか知りたいと思いました。
体験前はあまり人と関わらないイメージを持っていたのですが、お客さんをはじめ、置いてある商品の数だけ関わる人がいることを初めて知りました。
体験では、商品の品出しやレジ打ちを行い、お客さんの邪魔にならないように商品の在庫を確認したり、陳列場所が間違っていないか確認するのが難しかったです。お客さんから「ありがとう」と言われたことがうれしかったです。
人と関わって、自分も相手も笑顔になる仕事に就きたいと思いました。

▼自分の手で地域を盛り上げる
佐藤尭彦(さとうたかひこ)さん(7年目)地域商社/道の駅国見あつかしの郷

▽この職業に就いたきっかけは?
生まれ育った国見町をたくさんの方に知ってもらえる仕事がしたかったから。

▽この職業のやりがい、魅力は?
農産物をはじめ、“国見のいいもの”を広められること。故郷のために仕事ができること。

▽苦しいこと、大変なことは?
取扱う商品が幅広いため、商品知識を身に付けないといけないこと。(日々勉強!)

▽これからの夢
たくさんの方々に利用していただけるように、地元の生産者や事業者と連携して、“国見のいいもの”をそろえて、地域内外から愛されるお店にしていきたい。

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