海を越えて(英語指導助手ペンリレー No.133)

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サラ・モルド
アメリカ合衆国・オハイオ州出身
(田村市に来て4年目)

■田村市に感謝!
来日してからの三年間で私の心に残ることは、田村市がどのようにして私の故郷になり、田村市の人たちが私の家族になったかという過程です。私はアメリカの小さな町の出身で、同じ雰囲気を感じる田村市で過ごす時間を楽しんできました。日本を考えると、初めての人にも親切なことと、英語で「おじさん(uncle)」という単語を学んだ時の生徒のくすくす笑いを思い出します。
私は神様が祝福として与えてくださった絆に感謝します。田村市を故郷のように感じさせてくれた人々に「ありがとうございます」と伝えたいです。毎日、顔を合わせる素晴らしい同僚、中学校の英語の先生方、生徒たちのことを思い出します。船引中学校で過ごした時間は楽しかったですし、常葉中学校での時間も楽しんでいます。英語は簡単な言語ではありませんので、生徒たちの粘り強さや英語を学ぼうと努力する姿勢は素晴らしいです。
市内のお店の優しいレジ係の人たちを思い出します。いつも辛抱強く助けてくれました。田村市観光交流課の言語交流プログラムと、それを通じて出会った友人たちを思い出します。あいまいな場所にいろいろな物を送るために、日本の郵便制度を説明してくれた郵便局の人たちを思い出します。皆さん、とても親切で分かりやすかったです。
最後に、田村市と若草学園とに感謝します。私は、二つの団体によって田村市で生徒たちに英語を教えることと、日本の文化を学ぶことができました。市内の学校で教える機会をくださっただけでなく、アメリカ人英語教師に心も開いてくださった田村市に感謝します。田村市の支援と励ましがなければ、私たちは英語教師の仕事をすることができませんでした。田村市で過ごした時間と全ての素敵な思い出をいつまでも大切にしたいと思います。