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がんばる!ヤング39

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秋田県五城目町

若者の元気は町の元気!部活動などをがんばる高校生や大学生を紹介します!

伊藤 □さん(16歳・矢場崎)
五城目高等学校2年、野球部所属。部員数11人と少ない中、日々練習に励み、今年夏に行われる「全国高等学校野球選手権大会(甲子園)」出場を目指します。

■チームの主砲として目指す夢の舞台
兄2人が野球の練習をしているのを見学して興味を持ったことをきっかけに、小学3年生から野球を始めた□さん。以降、中学・高校とずっと野球を続けてきました。現在のポジションはキャッチャーで、試合では、その日のピッチャーの調子を見て「どの球種で攻めるか」を常に考えながらプレーに臨んでいるそうです。また、打撃ではチームの主砲として4番を担っています。試合では、チャンスで自分の打席が回ってくることが多く、ランナーを1人でも多く返しチームの勝利に貢献できるよう、日々練習に励んでいます。
チーム全体の雰囲気について、□さんは「部員数は11人と少ないが、いつも明るい。試合で負けていて空気が悪くなっても、皆で声を出すことを欠かさないよう意識している」と語ります。また、普段の練習では、自分たちの弱点である打撃力の向上を目指し、ピッチャーが投げる球を打つ通常のバッティング練習に加え、トスバッティングやピッチングマシンを使った練習なども行っているそうです。
そんな□さんが印象に残っている試合として挙げたのが、昨年6月の仙台遠征で行われた強化試合。当時の3年生を除いた1・2年生だけでのチーム編成で臨んだ試合で、ホームランを打てたことがとても嬉しかったとのこと。普段から、どんな球が来ても体勢を崩さずに打ち返せるよう、毎日打撃練習を行ってきた成果を感じた瞬間だったと話します。
今後の活躍に向けて□さんは、「部員数の減少から、今後は他校との合同チームを結成する可能性があり、五高生だけで試合ができるのは今年が最後かもしれない。今年夏に行われる甲子園県予選では、先輩たちの記録であるベスト8を超せるよう、守備では配球に気を配り、打撃では大事な場面でしっかり打てるよう頑張りたい」と話していました。

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