このコーナーは、ふるさとを思いながら、市内外で活躍する〝大村人〟を紹介していきます。
◆初の国際大会で初優勝!
◇國學院大學柔道部 三好 優希さん
◇Profile
みよし・ゆうき
平成17年9月20日生まれ
富の原小・玖島中・長崎日大高卒業。現在、國學院大學柔道部所属。今年5月にスペイン・マラガで開催された、2024年スペインジュニア国際大会(ジュニアヨーロッパカップ・マラガ)柔道男子66kg級に出場し、見事優勝。19歳。
今年5月にスペイン・マラガで開催された、スペインジュニア国際大会で、柔道男子66kg級に日本代表として出場した三好優希さん。初めての国際大会で、見事優勝という快挙を成し遂げました。
三好さんが柔道を始めたのは5歳のとき。先に柔道を始めた姉に続く形で、北陽塾へ通い始めました。北陽塾の指導者である橋本先生が当時コーチを務めていた、学区外の玖島中学校へ進学した三好さん。授業以外の時間はほぼ柔道一色で、仲間たちと同じ目標に向かって鍛錬し、私立の強豪校にも勝利するなど、実力を発揮します。中学卒業後は、柔道の強豪校で、五輪2連覇の快挙を達成した永瀬貴規選手の母校でもある長崎日大高校へ進学。2年次に初めての全国大会で準優勝し、今は東京で寮生活を送りながら切磋琢磨する日々です。
「今まで柔道を嫌だと思ったことは一度もない」と三好さん。「家族や恩師、仲間たちがいなかったら、今の自分はいない。感謝したい」と語ります。ストイックな三好さんですが、息抜きに独学で学んだピアノやウクレレをたしなむ一面も。
国際大会への出場には、まず国内での熾烈(しれつ)な代表争いを勝ち抜く必要があります。目標は「まずは国内で勝ち抜きたい」と、強豪ひしめく同世代のライバルたちとの戦いに、これからも挑み続けます。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>