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特集 令和6年度施政方針(3)

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長崎県大村市

◆5 機能的で環境と調和したまち
◇新幹線を活かしたまちづくり
九州新幹線西九州ルートの全線フル規格化の早期実現と新幹線を活かしたまちづくりの推進を官民一体で進めます。令和7年春までの全区画完成に向けて進む、新大村駅の商業施設などの民間開発にあわせて、「くつろぎと賑わいのある」公園整備を進めます。

◇大村版MaaSの構築
多様な移動サービスに関する情報を一元的・総合的に案内するシステム大村版MaaSを構築し、段階的に機能を拡充することで、来訪者はもちろん、市民の移動における利便性向上を目指します。

◇国道34号の整備・道路拡幅・交通渋滞解消への取り組み
国道34号について、諫早市と共に国への協力体制を整え、整備促進に向けて取り組みます。空港南口交差点〜水主町交差点の大村拡幅の残り約480mについては、着々と整備が進められています。慢性的な交通渋滞が発生している桜馬場交差点には左折専用レーンが設置されました。引き続き関係機関と連携し、渋滞解消と交通安全対策に向けて取り組みます。

◇幹線道路の整備・新規道路の実現に向けて
長崎空港連絡道路や東彼杵道路などの重要な幹線道路について、国や県と一体となって、整備手法の研究や整備促進を図ります。都市計画道路(仮称)鬼橋坂口線は新規路線として都市計画決定や事業認可などを目指します。道路整備に併せて、都市計画マスタープラン、立地適正化計画や用途地域の見直しを行い、新たな商業施設や企業誘致を行います。そのほか大村インターバス停のバリアフリー化に向けた調査を行います。

◇野岳湖公園のリニューアル
第1次大村市アウトドア・パークデザインに基づき、野岳湖公園のリニューアルに向けた実施計画の策定に着手します。

◇大村公園内の玖島城跡石垣
石垣の一部が崩落する危険性が高くなっていることから、石垣の保全整備の方向性や安全対策の方法について、検討を進めます。また、地域固有の貴重な歴史遺産としての活用や市民参加型の応援プロジェクトの展開など、新たな観光価値の創出についても検討を進めます。

◇ゼロカーボンシティおおむらの推進
ごみの減量化や資源の循環、大村湾SDGsプロジェクトの推進、公共施設へのEV充電器の設置や公用車の電気自動車の導入などの環境施策を進めます。

◇市民大清掃
参加した市民に地域通貨を付与することで、衛生環境や環境美化意識の向上を目指すとともに、市民参加型のまちづくりを推進します。

◇廃棄物処理施設の検討
ごみ処理施設の建て替えに向けて準備を進めます。また、釜川内地区の旧一般廃棄物最終処分場跡地の公園整備に向けた準備を進めます。さらに、老朽化しているし尿処理施設について、大村浄水管理センター内へのし尿等受入施設の建設工事に着手します。

◇動物愛護の拠点へ
建設が決定している長崎県動物愛護管理センター(仮称)が市民・県民が気軽に立ち寄ることができる動物愛護の拠点となるように、県に要望していきます。野良猫の不妊・去勢手術の助成を実施し、地域の生活環境を保全し、殺処分を減らすとともに、市民の動物愛護意識の向上を図ります。

◆6 持続可能な行財政運営と市民協働の推進
◇新庁舎などの施設整備
基本設計の策定や実施設計の着手、地質調査、測量設計などを行います。また、新たなプールの建設に向けた基本構想を策定するとともに、森園公園のリニューアルについて検討します。そのほか新たな文化ホール、体育館、武道館の具体的な整備の方向性を決定します。

◇ポータルアプリの活用
ポータルアプリ「おむすび。」に公共施設の予約機能を加えるなどさまざまな機能を拡充していくとともに、地域通貨「ゆでぴ」のポイント付与を充実させることで、地域経済の活性化と市民参加型まちづくりを推進します。

◇本人通知制度の導入
戸籍などの証明書の不正請求や不正取得を防止するため、第三者や代理人に交付した場合、その事実を本人へ通知します。

◇町内会活動・行政委員活動
町内会加入率の向上や地域コミュニティの活性化につながる取り組みを推進するとともに、官公庁や企業などに対する町内会加入促進の協力依頼を行います。町内会長会連合会や関係機関と協力し、町内会活動を支援する条例の制定に向けて取り組みます。また、行政委員と市民とのよりよいパートナーシップの構築と協働のまちづくりの推進を図るため、行政委員の報償金を拡充します。

◇地域げんき交付金の拡充
市内でのにぎわいづくりと魅力あるまちづくりに寄与する自主的な活動を応援します。

◇おおむら夏越まつり
経年劣化した設備などの更新費用を助成します。

◇モーターボート競走事業
7月にSGオーシャンカップを開催するほか、ミッドナイトレースを9節間に拡大するとともに、3月下旬に開設のチケットショップ諫早によって、さらなる売上・収益増を図ります。また、Gruun(グルーン)おおむらを活用したボルダリングやスケートボードの公式大会の誘致やeスポーツなどの各種イベントを開催し、交流人口の拡大につなげます。さらに、ナイター電力の三分の一相当を賄う太陽光発電設備を設置するなど、カーボンニュートラルの取り組みも進めます。

◇個人版ふるさと納税
業務委託する民間事業所や地元事業所と連携しながら、新たな返礼品の開発などに取り組みます。大村の魅力発信を強化し、寄附金の増額を目指します。

問合せ:企画政策課
【電話】内線229

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