令和6年度予算の詳しい内容や重点施策をご紹介します。
■令和6年度 一般会計予算額
131億4,900万円
(前年度比 7億5,500万円、6.1%の増)
(※令和5年度 123億9,400万円)
■令和6年度予算テーマ「こどもまんなか みんなで挑戦 持続可能なまちづくり」
令和6年度は、まちづくりの指針となる箕輪町第5次振興計画の後期計画の3年目となります。今後も人口規模の維持を目標としますが、たとえ人口減少や高齢化が進む中でも、地域の活力を維持し、防災・交通・医療・福祉・教育などの基盤が確保され、安全で安心して心豊かに暮らせるまちづくりが必要です。
このため、喫緊の課題である少子化の克服に資する事業とともに、時代のニーズを捉え未来を拓く事業として、デジタル変革に資する取組み、ゼロカーボンの実現に向けた取組み、SDGsの理念を導入した取組みを重点施策に位置付け、町の将来像である「みんなで創る、未来につながる、暮らしやすい箕輪町」を目指し、箕輪チャレンジ事業に係る施策を中心に、令和6年度の予算を編成いたました。
一般会計予算は、131億4,900万円(前年度比+6.1%)で、令和5年度と比べて7億5,500万円の増となりました。
◆町長施政方針
箕輪町長 白鳥政徳
令和6年度は、まちづくりの指針となる箕輪町第5次振興計画の後期計画の3年目となります。人口減少・少子化については、こどもの健やかな成長のために、妊娠期からこどもが成人に至るまで、地域全体で喜びや楽しさを実感しながら子育てができる社会を実現するため、令和5年度に制定した「こども・子育て応援条例」に基づき、こども計画(仮称)の策定を進めるとともに、引続き、「みのわU・Iターン応援プロジェクト」や、「みんなで育てる みのわっこ」〜パパになるなら箕輪町 ママになるのも箕輪町〜 をキャッチフレーズとした各種取組みをさらに充実してまいります。
また、若者の人口減少・移住定住対策、結婚支援と生活基盤の安定対策、子育て、教育施策や、振興計画後期計画に追記した、ゼロカーボンシティの実現に向けた「ゼロカーボンの推進」や、新たな先端技術の活用による町民サービスの向上に資する「DXの推進」についても積極的に取組んでまいります。
◆重点施策
▽子ども施策
子育てに伴う経済的な負担の軽減を図るため、保育園では3歳以上児の幼児教育保育無償化、実費徴収となる給食副食費の負担軽減をはじめ、第2子以降の月額保育料及び副食費を無料とし、第1子についても保護者の市町村民税所得割課税額に応じて月額保育料及び副食費を軽減します。また、ひとり親等世帯の保育料の軽減も引続き実施します。
▽ゼロカーボン実現に向けた施策の加速
主要な公共施設の照明のLED化、防災面の強化にも資する箕輪中学校への太陽光発電設備の増設と蓄電池を設置し、災害時に二次避難所となる社会体育館への電源の確保を図るとともに、ながた荘、ながたの湯及び夢まちLaboへのPPA方式による太陽光発電設備の導入を実施し、町所有施設におけるCO2排出量の60%削減を加速してまいります。
また、家庭におけるゼロカーボンを強力に進めるため、住宅用太陽光発電設備や蓄電設備、太陽熱設備の設置を支援し、エネルギーを自らつくり自ら活用する自産自消の創エネ化を推進するとともに、令和6年度からは新築住宅や事業所への太陽光発電設備設置を推進するため補助対象を拡充いたします。
そのほかにも、昨年度実施した「町長への手紙」でいただいたご提案の中からも、予算化できた事業があります。行政施策の主役である町民のみなさまのご意見を積極的に取り入れた施策を展開していきますので、引き続きご協力をお願いします。
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