■No.004 三島絵本をたのしむ会代表 山内知恵子さん
○プロフィール
・西小地域学校協働本部「ブックママン」代表
・JPIC読書アドバイザー・絵本講師
・静岡県子ども読書アドバイザー
・あひる図書館本棚オーナー
保育士として勤務後、子育て中はお子さんが通う園や学校で読み聞かせボランティアとして活動。現在は、学校や団体の枠を超え、市内で読み聞かせやおはなし会、絵本講座などを開き絵本の楽しさ、魅力を伝えています。
○子どもたちに読み聞かせ「声でお話を届ける」
保育士として園で子どもたちに、家庭では我が子に絵本の読み聞かせを続ける中で、「心に栄養を与え、子どもを救うこともできる絵本の力を伝えていきたい」と思ったことが活動のきっかけとなったそうです。
読み聞かせを通して、文字が音となり、言葉の響きやリズムの心地よさを感じ、絵本を読んでもらう楽しさを届けている山内さん。読み聞かせボランティアの方などが集まる『三島絵本をたのしむ会』では、会員の皆さんが絵本を持ち寄り、ご自身も絵本との出会いを楽しんでいるそうです。「自分で本を選び、ページをめくる楽しさを知ってほしい。そして、現実では有り得ない主人公になりきってみたり、行ったことのない国へ旅してみたり、想像力を広げてくれる本に出会ってほしい。」と子どもたちへの想いを話されました。
「読み聞かせを楽しみにしてくれている子どもたちにとって、お話を届ける大人がいることは大事です。大人が絵本の楽しさを共有する横のつながりも育んでいきたい。」と話す山内さんの活動は、絵本と人をつなぎ、人と人とをつなぐ架け橋となっています。
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