現在、市では庁舎の老朽化(築60年以上経過)や、狭あい化、庁舎機能の分散化などの課題を解決するため、新庁舎の整備について検討を進めています。現庁舎は、大規模改修をしても費用対効果が合わないことや、狭あい化・分散化の課題解決ができないことから、「北田町(現在地)」での建替えと、「南二日町広場の一部」での新築移転の2つの案で検討を進めています。
■1.新庁舎整備の基本方針
(1)候補地は北田町(現在地)と南二日町広場の一部
(2)庁舎の集約化・複合化 跡地の活用
(3)デジタル技術を積極的に活用 コンパクトな計画
8,093平方メートル※→13,234平方メートル
約5,000平方メートルの削減
※国土交通省基準で算出した新庁舎の標準面積
■2.両候補地の共通事項
(1)庁舎の延べ床面積の目安は13,234平方メートル(コンビニやカフェなどの利便施設はこれに含まない。)
(2)来庁者駐車場と公用車駐車場を合わせた駐車場台数の目安は240台
(3)新庁舎に集約する施設は、中央町別館、大社町別館、保健センター、高齢者いきがいセンター、社会福祉会館、4つのコミュニティ防災センターにある備蓄倉庫(避難所の防災倉庫とは異なる)
(4)新庁舎整備により生まれた跡地は、第5次三島市総合計画を中心にまちづくりに関するさまざまな計画と結びつけ、跡地の有効活用による「まちなかのにぎわい創出」につなげていきます。
■3.候補地の概要(イメージ図)
※イメージ図は本紙6ページをご覧ください。
○北田町(現在地)
敷地面積:約7,000平方メートル
・7階建て2棟の庁舎
・現在の本庁舎がある敷地内に建替え
・敷地内に駐車場を整備するため一部は立体駐車場
・仮設庁舎は増築や既存本庁舎の改修により、現敷地内に設置
・工事期間中は庁舎機能を維持したままの工事となるため、騒音や振動、粉塵などの影響が出る可能性あり
○南二日町広場の一部
敷地面積:約16,000平方メートル
・5階建て1棟の庁舎
・土のグラウンドの一部に庁舎を新築
・人工芝のサッカーグラウンドは残し、多目的に利用できるグラウンドゴルフ場を新たに計画
・浸水対策として敷地の一部をかさ上げし、国道1号への直接出入りを可能にする
・既存敷地内に新しい道路を整備
■4.候補地の特徴
※1 ライフサイクルコスト…建物の生涯にかかるコスト。建設費や保全費などの総計
※2 想定しうる最大規模の降雨…降雨規模は千年に1回程度を想定
◆《お知らせ》~整備地の選定に向けて~市民アンケートを実施します
5月中旬に対象者へ郵送しますので、同封の参考資料を確認のうえ、アンケートにご協力をお願いします。
対象者:15歳以上の市民1万人(お住まいの地域・年齢層・性別の比率を考慮し無作為に抽出)
回答方法:電子申請または郵送(6月5日(水)消印有効)で新庁舎整備推進室
〒411・8666 北田町4・47
【電話】983・2694
※アンケートは宛先に記載されている対象者が回答してください
問合せ:新庁舎整備推進室
【電話】983・2694
<この記事についてアンケートにご協力ください。>