■「感染しない・させない・持ち込まない」
まだまだ続くコロナ対策
感染管理認定看護師 大年聖子
新型コロナウイルスは、これまでに形を変えながら大きな波を何度も超え、現在は9回目の渦の中にいます。この4年あまりで私達の生活スタイルそのものも変えてきました。変わらないのは感染対策の実践そのものです。
ここ最近では、変異したウイルスによる感染拡大により、感染者数は落ち着くどころか増加の傾向をたどっています。依然として強い感染力を持ち感染対策に終わりのない毎日です。
この動向から見えてくる問題点として挙げられる一つは、家庭内での感染です。
また今年は、インフルエンザの流行の兆しが見えており、新型コロナとインフルエンザの同時感染が私達の生活を脅かしている現状です。
そこで再度『感染しない・させない・持ち込まない』。このことを第1に考え感染対策を実践していきましょう。
感染対策の基本は手洗いとマスクの遵守です。マスク・手指消毒の遵守が正しく実践されていれば、家庭内感染を最小限に抑えられる場合もあります。
これからのシーズンに流行する感染症にも注意を払わなければなりません。帰省や年末年始の集まりの際は、特に感染対策を怠らないよう気をつけましょう。ひとりひとりの感染対策が大きな力となり、ウイルスを撥ね除けると思います。
コロナの波を乗り越え今後も正しい感染対策を行なって行きましょう。
問合せ先:下田メディカルセンター
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