■心豊かな暮らしやすい町へ
一般会計当初予算 48億5,300万円(前年度比1.7%増)
令和6年度当初予算が、町議会3月定例会で可決されました。一般会計の予算総額は、48億5300万円で、前年度当初に比べると8100万円(前年比1・7%)の増となりました。財政状況の厳しい中ですが、経済活動を少しでも活発にすることを考え予算編成を行いました。町民が暮らしやすい、生き生きとした町を目指します。
※予算額、構成比は各項目ごと四捨五入しているため合計が合わない場合があります。
◆一般会計歳入
▽歳入の特徴
前年度当初予算に比べ、自主財源全体では1億7021万2千円(前年度比11・0%)の増額となりました。これは固定資産税や町たばこ税の減収により、町税を4038万3千円(前年度比△4・0%)の減額や、防災拠点施設建設事業の完了により分担金及び負担金を2799万3千円(前年度比△69・8%)の減額と見込んだものの、公共施設整備基金繰入金の増額により、繰入金を2億2943万5千円の増額としたことによるものです。
依存財源全体では8971万2千円(前年度比△2・8%)の減額となりました。これは普通交付税等の増額により、地方交付税を1億1039万3千円(前年度比6・8%)の増額と見込んだものの、地震・津波対策等減災交付金などの減額により県支出金を3762万6千円(前年度比△11・6%)の減額としたことや、過疎対策事業債や緊急防災・減災事業債などの減により町債を1億4459万5千円(前年度比△20・5%)の減額と見込んだことによるものです。
◆一般会計歳出
▽性質別
▽目的別
総務費 12億980万5千円
民生費 8億4,378万1千円
消防費 4億8,858万9千円
衛生費 6億2,483万2千円
教育費 3億8,854万6千円
土木費 2億8,762万4千円
公債費 3億205万6千円
商工費 3億8,879万円
農林水産費 2億4,473万2千円
議会費 6,424万1千円
予備費 1,000万円
災害復旧費 4千円
▽歳出の特徴
義務的経費は保育所委託事業の減額などにより2637万1千円(前年度比△1・8%)の減額となりました。消費的経費は、公用車購入事業や踊り子温泉会館設備修繕事業などの実施により3407万3千円(前年度比1・6%)の増額となりました。投資的経費は、保健福祉防災センター長寿命化事業や七滝駐車場公衆トイレ整備事業の実施などにより6523万1千円(前年度比7・1%)の増額となりました。
予算書は総務課窓口で閲覧できます
◆特別会計・企業会計
▽特別会計予算
合計22億6,569万円
▽公営企業会計予算(歳出)
合計3億8,192万7千円
◆予算の基本
町の行政を運営する基本的な収入と支出を一般会計といいます。これに対して特別会計は、保険料などを扱う特定の事業を行う会計で、国民健康保険事業など5つの会計を設けています。公営企業会計とは水道や温泉など公共の利益を目的にして経営される収入と支出で、独立採算制により運営されています。総額はこれらの会計をすべて合わせた総予算額です。
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