■インターネットと人権
インターネットは、私たちの暮らしを便利で豊かなものにしてくれますが、同時に危険と隣り合わせでもあることをきちんと理解しておく必要があります。
例えば、こんな経験はありませんか?
・友人がなかなかメッセージの返事をしないことにイライラして、ついインターネットにその友人の悪口を掲載してしまった。
・旅行先で友人と写真を撮った。とてもきれいに撮れているが、友人は恥ずかしがると思ったので黙ってインターネットに掲載した。
・フェイクニュース(事実と異なる偽の情報)を事実だと思い込み、SNSでシェアしたら、次から次へと拡散されてしまった。
・SNSで知り合った人と仲良くなり実際に会ったら、思いもよらないトラブルに巻き込まれた。
また、情報発信の匿名性を悪用した誹謗中傷や差別など、インターネット上での人権侵害が増加しています。使い方を間違えると、自分が「加害者」もしくは「被害者」になりかねません。インターネットの向こう側には、あなたが発信した情報を受け取る相手がいることをいつも意識しましょう。相手の人権を尊重し、相手の気持ちに配慮することが大切です。
いったんインターネットに掲載すると、写真などの個人情報を完全に削除することは非常に困難です。自分の投稿が意図していないところへ広がる危険があることを理解し、自分や誰かの個人情報を安易にブログやSNSに掲載することはやめましょう。
知らず知らずのうちに、自分や誰かを傷つけてしまわないため、正しいルールと知識を身に付け、人権尊重意識を持って、インターネットを利用しましょう。
問い合わせ:人権課
【電話】24-8811
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