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自治体の皆さまへ

「学園議会」(2)

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鳥取県江府町

■2班
質問者 遠藤 佑花 議員
問:友達の家感覚で集まれるもう一つの家を
答:面白い企画なので、検討してみたい

◯質問
私達は中学生が友達の家に行く感覚で江尾駅周辺に集まっているという未来をつくるためのアイデアを考えました。私達が提案するイノベーションのキャッチコピーは「みんなが集まるもう一つの家」です。これは中学生が友達の家に行く感覚で江尾駅周辺に集まっているという未来をつくるために、みんなで「えびちゃんハウス」をつくるというアイデアです。
全国で活躍され、本屋さんがない町に本屋をつくる活動をされている安藤哲也さんへのインタビューを通じて、若い人達が意見を出していくことが大切だと気づきました。また、いつでも笑顔でいられる場所が必要だと思いました。
そこで私達はつくりたい未来として「江尾駅前に大集合!」を設定しました。今までは、中学生が休みの日や放課後に集まる場所がありませんでしたが、これからは中学生が休みの日や放課後に気軽に集まれる場所がある未来が良いと思います。このような未来をつくるために、私達は「えびちゃんハウスをつくろう!」というアイデアを提案します。
このアイデアは友達の家に気軽に行く感覚で行ける場所をつくります。家に見立てたつくりで、1階は本屋やカフェ、談話スペースなど色々な人が出入りできる場所にします。2階は勉強スペースやみんなで遊ぶスペースなど中学生限定で出入りでき、内装はおしゃれな感じにしたら良いと思います。中学生主体で考え、みんなで空き家を利用して片付けなど一からつくり上げます。置く物やインテリアのアイデアなどについて、中学生が出すことによって、えびちゃんハウスに愛着を持つことができます。
今回のアイデアを発想するにあたって、シルバニアファミリーが、自分で好きなようにアレンジすることができ、愛着が持てるところをヒントにしました。
この「えびちゃんハウスをつくろう!」という施策を実施することで江尾駅周辺の賑わい創出に直結すると思います。

◯町長答弁
「みんなが集うもう一つの家」というキャッチコピーがとても素晴らしいと思う。江尾駅前は江府町の中心でもあり、そこが賑わう、そういったことを実現させるためにも、是非、考えてみたいと思う。
勉強だけじゃなくてゲームもやって楽しめるところ、そして、自分達でつくろうというところがとてもいいと思う。
提案は、中学生限定ということだが、つくるのは自分達でつくって、後は大人にも自分達が使わないときには使わせてあげるというのはどうか。

◯再質問
1階に共用スペースは設けてあります。2階の使用については、時間帯に分けるのが良いと思います。学生が帰るのが18時頃なので、それ以降の使用は大人も使用可とするのがいいと思います。

◯町長答弁
大人の利用についても、具体的な提案をいただきありがとうございます。

◯再質問
事前に中学生にアンケートを取りました。98%の人がえびちゃんハウスがあったら行きたいと回答し、90%の人がえびちゃんハウスをつくるときに手伝いたいという回答をしました。

◯町長答弁
具体的な数字を聞いて驚きました。そんなに本当につくりたくて、実際に手伝っていただける人がたくさんいるということで本当に感激しています。

◆まとめ
どの班もまちの課題と真剣に向き合い、「自分たちでできること」を具体的に考えていました。「江府町をよりよくするために」と考える行動を通じて、また一段と「わがまち」への愛着も深まったのではないでしょうか。
まちの次世代を担う一員として、今後も様々な形でまちづくりに積極的に参加してくれる姿がイメージされ、江府町の明るい未来が見えるようでした。

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