■江府町の歴史紹介(遺跡・遺物編1)
俣野池ノ内の水晶石器について紹介します。
池ノ内の水晶石器は、横7cm、縦4cm、厚さ4mmで、水晶を荒っぽく打ちかき、剥片を作っています。採集地は、池ノ内集落の背後の斜面の赤土まじりの畑の中から出土しました。
水晶石器は縄文時代から古墳時代まで製作されていました。しかし、この水晶石器は、鋭く剥片を付けたものであり、縄文時代よりも古い旧石器時代の物と考えらます。また、水晶は産地から運ばれ加工されたものと思われます。
水晶の剥片石器は、県内でも珍しく俣野の一例は記録に残す価値のあるものだと評価されました。
横:7cm
縦:4cm
厚さ:4mm
※詳細は広報紙11ページをご覧ください。
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