〜よき伝統を守りながら(不易)進歩に目を閉ざさないこと(流行)によって「理想」を創造する〜
■にぎわい創出の一手
9月27日の江府町議会全員協議会で、町の中心部である江尾駅周辺の活性化を図るため、取得した財産のうち「旧川上書店」のエリアについて、「にぎわい創出」構想案を説明しました。
目指すイメージは本を売るだけでなく、本に触れながら会話も楽しめる新たな交流拠点施設。みんなで作り上げる「俺たちのまちの本屋」という形を大切に、大人も子どもも楽しく過ごせる空間。
ここまでの話に至るきっかけはNPO法人ブックストア・ソリューションズ・ジャパン代表理事の安藤哲也さんとの出会い。全国の書店がない地域の書店づくりに取り組む安藤さんによると「書店のない街はどうしても文化度が低くなる、書店、パン屋、花屋、美容院がない街には若い女性たちは残らない。」とのこと。この話を今年1月、本の学校の講演で聴いたことで、心が動かされました。
6月議会の一般質問で江尾の街の衰退対策について質問されたこともあり、空き家のまま放置されている「旧川上書店」を、全国レベルの団体の力を借りながら再生することが起死回生の一手になると考えました。9月の学園議会でも子どもたちは協力すると背中を押してくれました。今後、庁内プロジェクトを中心とし、町のみなさんの意見を取り入れて事業を展開したいと考えています。
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