くらし 冬の事故に注意

冬の生活には、冬ならではの危険がたくさん潜んでいます。昨シーズンは、雪による死亡事故も発生しています。
特に降雪量の多いこの時期、雪が降る中での外出や日常的に行う除雪作業は、慣れてきて気が緩みがちです。
今月は、被害に遭わない、事故を起こさない、巻き込まれないための注意点などを紹介します。

雪がたくさん降れば降るほど、雪による人的被害は多くなります。
昨シーズンは37件の人的被害があり、そのうち死亡事故は5件に上りました。事故の多くは、屋根の雪下ろし作業中に起きています。作業に当たっては細心の注意を払いましょう。
・令和6年度 市内の雪による人的被害(要因別)

■雪下ろし事故を防ぐ
昨シーズンの雪による人的被害が報告された事故のうち、半数以上が雪下ろし作業中の事故です。
屋根の雪下ろしは、重大な事故につながることがある非常に危険な作業です。まず、本当に雪下ろしが必要な状況か確認しましょう。やむをえず雪下ろしを行う場合は、今一度、作業手順や装備を確認しましょう。詳しくは、雪下ろし安全ガイドをご覧ください。
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◆雪下ろし安全装備の貸し出し(無料)
市は、屋根の雪下ろし作業中の事故を防ぐため、安全装備の貸し出しを行っています。
貸出用具:安全帯、金具付きロープ、ヘルメット
貸出日数:3日以内
申込先:本人確認書類を持参し、防災対策室、北村・栗沢両支所、幌向サービスセンターへ

問合先:防災対策室
【電話】35-4823

◆安全な雪下ろし作業のための7つのポイント
○安全な服装で!
・ヘルメットを必ず着用し、動きやすい服装で行う

○命綱を必ずつける!
・ザイルや麻ロープを使用し、専用のアンカーで固定する

○屋根の雪のゆるみ、天候に注意!
・暖かい日は屋根が滑りやすいため、気温の低い午前中に作業するほか、悪天候のときは作業を控える

○作業は2人以上で!
・やむを得ず1人で作業する場合は携帯電話・スマートフォンを必ず持参し、家族や隣近所に声を掛け、時々様子を見てもらう

○はしごはしっかり固定する!
・はしごの足元はしっかり固めてぐらつかないようにする
・除雪用具はロープを使って上げ下げする

○作業には細心の注意を!
・通行人、特に高齢者やこどもに十分注意しながら作業する

○無理な作業はしない!
・作業前の準備運動、作業中は適度な休憩や水分補給をする
・経験や体力を過信しない

■除雪車との事故を防ぐ
積雪が増えると、大きな道路ではもちろん、住宅街などでも除雪車を見かけることが多くなります。
除雪車は乗用車と比べて死角が多く、近くを通る歩行者に気付きにくくなります。また、走行速度も遅いため、車を運転しているときの追突事故にも注意が必要です。
作業中の除雪車を見かけたら、普段以上に気を付けて通行するようにしましょう。

国道・道道の除雪の問合先:
〔国道〕
・北海道開発局札幌開発建設部 岩見沢道路事務所(日の出北2)【電話】22-4000
・道路緊急ダイヤル【電話】#9910
〔道道〕
・空知総合振興局札幌建設管理部 岩見沢出張所(上幌向南1-2)【電話】26-3011

■家の中での事故を防ぐ
FF式ストーブの給排気筒が雪でふさがらないよう、付近を除雪しましょう。また、灯油タンクやLPガス容器の配管などに破損がないか、日ごろから家の周りを点検しましょう。

■転倒事故を防ぐ
雪道は、気温や場所によってさまざまな状態があります。転んでけがをしないよう、危ない場所や歩き方などに注意しましょう。

○こんな場所に要注意!
・横断歩道…凸凹や段差があるだけでなく、タイヤの摩擦で磨かれて滑りやすい!
・バスなどの乗降場所…人や車で踏み固められて滑りやすい!
・店舗の出入口…靴の裏に雪が付いていると、タイルなどの床はとても滑る!

○こんなときは要注意!
・冬の初め…雪の降り始めや凍結路面の歩き方に慣れていないときは要注意!
・寒暖差の大きい日…日中の気温がプラスになったり雨が降ったりした後、気温が低下したときは要注意!

○ツルツル路面でのポイント
・小さな歩幅でそろそろ歩く
・靴の裏全体を着けて歩く
・急がず焦らず歩く

■暴風雪被害を防ぐ
暴風雪による被害は、晴天から荒天へと急変したときに多くなります。テレビやラジオなどで悪天候の注意喚起があったときは、その時の天気が良くても油断せず、最新の気象情報や道路情報などを確認しましょう。

○道路情報を入手しよう
国土交通省では、道路に関する規則情報や気象情報、路面情報を提供しています。外出時の参考にしてください。

○車に備えておこう
・防寒着、長靴、手袋
・スコップ
・けん引ロープ
・毛布
・スノーブラシ
※普段から小まめに燃料を補給しておきましょう。

■暴風雪に遭遇してしまったら
◆屋外にいるとき
・近くの建物に避難して天気の回復を待つ
・歩行中は、風で飛ばされてくる物に注意する
・肌の露出を少なくし、体温の低下を防ぐ

◆車を運転しているとき
○視界が悪くなったら
・交通の妨げにならない場所に駐車し、近くの建物に避難して天気の回復を待つ

○立ち往生してしまったら
・後続車からの追突を防ぐため、ハザードランプを点滅させ、停止表示板を置く
・ロードサービスや近くのお店、人家などに救助を求める
・避難できる場所、救助を求められるお店や人家などがないときは、警察・消防に連絡して救助を求める
・車を置いて避難するときは、除雪や救助活動の妨げにならないよう、連絡先を書いたメモなどと車の鍵を車内に置いておく

○車内で救助を待つとき
・排気ガスによる一酸化炭素中毒を防ぐため、エンジンを停止する
・防寒などでやむを得ずエンジンをかけるときは、マフラー(排気管出口)が埋まらないように定期的に除雪する
・窓を開けて換気をしていても、風向きや窓の開き具合によっては一酸化炭素中毒になる場合があるので注意する

問合先:除排雪対策本部
【電話】22-8400