- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道苫小牧市
- 広報紙名 : 広報とまこまい 令和7年12月号
■苫小牧市の財政状況
財政運営持続化計画(令和5年度~令和9年度)目標に対する市財政運営の進行状況と、3指標の令和6年度決算の状況についてお知らせします。
◆1 経常収支比率
◇経常収支比率とは?
経常的な支出(人件費や公債費など)に対し、経常的な収入(市税など)がどれだけ充当されているかを示す指標です。この比率が低いほど財政の柔軟性が高く、80%を超えると弾力性が失われるとされています。
《計算方法》
分子:人件・公債・扶助費など毎年決まって出ていくお金
分母:皆さんの税金や交付税など毎年決まって入ってくるお金
令和6年度:89.7%
目標管理ライン:90.0%以下
◆2 実質公債費比率
◇実質公債費比率とは?
公債費および公債費に準じた経費の標準財政規模を基本とした額に対する比率であり、公債費による財政負担の程度を示す指標です。過去3カ年の平均値で示され、この比率が25%を超えた場合は「早期健全化団体」となります。
《計算方法》
分子:おおむね市全体会計の公債費(元利償還金)
分母:おおむね市の標準財政規模(国が定める基準)
令和6年度:8.5%
目標管理ライン:10.0%以下
◆3 将来負担比率
◇将来負担比率とは?
公債費および公債費に準じた経費の標準財政規模を基本とした額に対する比率であり、将来の財政負担の程度を示す指標です。この比率が350%を超えた場合は「早期健全化団体」とされ、財政の健全化が求められます。
《計算方法》
分子:おおむね市全体会計の将来公債費(元利償還金)
分母:おおむね市の標準財政規模(国が定める基準)
令和6年度:79.1%
目標管理ライン:80.0%以下
■市債の残高
◆令和6年度末市債の残高一覧

◆市民1人当たり
市債の残高(一般会計):528,407円(対前年度比5,696円増加)
※金額は一般会計決算額を令和7年3月31日現在の人口164,814人で割ったものです
※「市債」とは、市が各種事業を行うための長期借入金のことです。令和6年度の特別・企業会計を含めた全体の市債残高は1,361億9,692万円となっています
■令和7年度上半期の予算執行状況
◆一般会計
◆一時借入金の執行状況

◆特別会計

◆企業会計

詳細:財政課
【電話】32-6212
