くらし 〔特集〕総合計画って何?!(1)

~第7期美唄市総合計画後期基本計画を策定しています~
総合計画は、自治体が将来のまちづくりをどのように進めていくかの全体像を示す計画で、「目指すのは、どのような都市か」、「その都市を目指すためにどのような施策を行うのか」を定めたもので、自治体の運営における羅針盤のような役割を果たします。

■QandA
◇Q.総合計画って、どんなものなの?
A.総合計画は、3つの構成で成り立っていて、それぞれの役割があるんだよ。
基本構想:10年程度の長期的な視点から、自治体の目指す都市像やまちづくりの基本理念を示す計画
基本計画:5年程度の期間で策定し、目指す都市像を実現するための施策や取り組みを体系的に示す計画。前期と後期に分け、進捗(しんちょく)状況や社会情勢を踏まえて後期計画を策定
実施計画:3年程度の期間で策定し、基本計画で定めた施策を具体的な事業としてどのように実施していくのかを示す計画

◇Q.美唄が目指す現在の都市像は?
A.美唄市は、令和3年度から令和12年度までの10年間を計画期間とした「第7期美唄市総合計画」で、「ともに支え合い 分かち合う田園文化創造都市 びばい」を目指す都市像として定めているよ。

◇Q.美唄は、今どこの段階で、どんなことをしているの?
A.令和2年度に「第7期美唄市総合計画基本構想及び前期基本計画」を策定し、施策や事業を計画的に実施してきたよ。この前期基本計画が、今年度終了することから、令和8年度からの5年間で各分野で取り組むべき基本的な方向性を明らかにするために、現在、後期基本計画を策定する準備をしてるんだ。

◇Q.今後のスケジュールは?
A.令和7年度中に、前期基本計画の評価を行い、市民アンケートやまちづくりワークショップで集めた意見を審議会で審議して「後期基本計画素案」を作成し、パブリックコメントを実施するよ。その後、皆さんから寄せられた意見を反映させて、令和8年4月からの後期基本計画が策定されるんだ。