イベント SLの迫力体験! キマロキまつり
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- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道名寄市
- 広報紙名 : 広報なよろ 2025年7月号
「キマロキ」編成とは、機関車(キ)、マックレー車(マ)、ロータリー車(ロ)、機関車(キ)の順に連結された排雪用編成列車の頭文字をとって名づけられたものです。
明治36年、宗谷本線が名寄まで開通し、名寄は鉄道とともに発展してきました。
昭和51年10月、道北の厳しい風雪の中で活躍したSL排雪列車「キマロキ編成」の車両が国鉄(現JR)から市に貸与され、その姿を再現して名寄公園に展示されました。
平成元年に名寄本線が廃線となり、平成5年には旧線路跡の博物館前に移設。現在も宗谷本線を走る車窓から見ることができます。
管理は、昭和51年に旧国鉄OBらで発足した「名寄SL排雪列車キマロキ保存会」が担い、清掃や修理、冬季のシート掛けなどなどを通じ、良好な保存状態を維持しています。