くらし 令和8年 年頭の挨拶(2)

滝川市議会議長
山本 正信
「和衷共済(わちゅうきょうさい)」
支え合い未来を創る一年に

あけましておめでとうございます。市民の皆様におかれましては、令和8年の新年を健やかにお迎えのことと心よりお慶び申し上げます。また、日頃より市議会の運営をはじめ、議会活動に対しまして深いご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
昨年を振り返りますと、一昨年の能登半島地震の記憶もなお冷めやらぬ中、全国各地で台風や豪雨、地震、火山活動など多くの自然災害が発生し、改めて災害への備えの重要性を認識させられました。一方、明るい話題としては、国学院大学陸上競技部駅伝チームが、10月の出雲駅伝で2年連続3度目の優勝を果たしました。この快挙は、北海道短期大学部を有し、駅伝チームの合宿地でもある本市に、大きな誇りと感動をもたらしてくれました。年明けの箱根駅伝でも日頃の練習の成果を発揮され、活躍されますことを期待しております。
市政の動きに目を向けますと、市立病院の経営悪化に伴い、滝川駅周辺地区再生整備事業も一旦停止を余儀なくされるなど厳しい状況が続いております。こうした状況を踏まえ、市議会としては、官民連携の枠組みを生かし、市民の皆様の声を真摯(しんし)に受け止めながら、積極的な議論と提言を重ねて参ります。また、老朽化が進む遊休施設の除却をはじめとする地域課題についても先送りすることなく、必要な対策を着実に講じて参ります。市民の皆様のお知恵とご協力をいただきながら、持続可能なまちづくりの実現に向けて、議会一丸となって責任ある対応を進めて参ります。
子育て・教育環境の充実につきましては、7月に滝川ふれ愛の里内に新たな地域子育て支援センターが開設され、親子の交流促進や母親の休息支援など、多面的なサービスの提供が始まりました。こうした取り組みが子育て環境のさらなる充実につながるよう必要な支援と検証を重ねて参ります。また、老朽化が進む小・中学校の建て替えにつきましては、現在進行中の第2期滝川市小・中学校適正配置計画の改訂作業にあわせて、保護者や地域の皆様のご意見を丁寧に伺いながら、将来を担う子どもたちの学びの場が、より良いものとなることを願っております。
市議会におきましては、昨年10月より新たに会議システムを導入し、タブレット端末を活用したペーパーレス化を推進しております。これにより資料の共有や検索が迅速かつ的確に行えるようになり、議会運営の効率化と環境負荷の軽減に向けた取り組みを進めております。地方議会においては、議員のなり手不足が深刻化しており、当市議会では、議員報酬や議員定数など次期改選後の議会運営のあり方について検討するため、12月に議会改革特別委員会を設置しました。制度面の改善とともに、誰もが安心して議会活動に参画できる環境の整備に向け、今後も協議を重ねて参ります。
本年が、市民の皆様一人ひとりにとって希望に満ち、健やかで豊かな一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。市議会は、「和衷共済」の理念のもと、市民の皆様と心を一つにし、互いに支え合いながら未来を築く姿勢を大切にし、地域の課題に真摯に向き合い、着実な歩みを進めて参ります。

※「和衷共済」心を合わせて協力して物事を行うこと。