その他 令和6年度 歌志内市各会計 決算報告(1)

■一般会計決算の概要
市の財政運営の中心で、基本的な行政サービスを行っている一般会計の決算概要をご説明します。
一般会計の令和6年度決算は表1のとおり、歳入が48億791万5千円、歳出が44億8470万5千円で、差し引き3億2321万円を翌年度に繰り越しました。
歳入は市税など自ら調達できる「自主財源」と、国や道から入るお金や借金等の「依存財源」の2つに分けられます。自主財源に乏しい本市では、歳入の大半を依存財源に頼っており、中でもその多くを占める地方交付税によって本市の財政が支えられています。令和6年度の地方交付税は、普通交付税では、前年度と比較して1680万9千円(0.8%)の減額、特別交付税は3136万3千円(4.3%)の減額となり、全体で4817万2千円(1.7%)の減額となりました。
皆さんから納めていただいた市税は1億8216万4千円で、前年度より4719万3千円(20.6%)減額となりました。徴収率は96.2%で0.6ポイント下回りました。
次に歳出をご説明します。
次ページの歳出決算のグラフは、市が使ったお金について経済的性質を基準に分類したものです。
「義務的経費」は、職員給与や借金の返済など、必ず支払わなければならない経費で、「投資的経費」は、施設や道路建設など行政水準の向上に直接かかわる経費です。また、「その他の経費」は、義務的経費や投資的経費に含まれない物件費や補助費等の経費です。
令和6年度決算では、義務的経費が20億1225万3千円(構成比44.9%)、その他の経費が19億5108万2千円(同43.5%)と、これらの経費が歳出のほとんどを占めています。投資的経費は前年度に比べ4710万円増加して5億2137万円、全体の11.6%となりました。
さらに、行政の仕事内容ごとに大きく分類した目的別の主な経費を見てみます。
最も多いのは民生費で、老人福祉や生活保護経費などに、決算額の22.8%にあたる約10億2000万円を支出しました。次に支出が多かったのは職員費で、特別職と一般職員の給与や医療保険などの共済費として、18.1%にあたる約8億1100万円を支出しました。
なお、議員報酬や各種委員等の報酬等は各歳出項目に区分されるため、性質別分類での人件費の総額と金額は異なります。
その他、一般的な管理費などを支出する総務費は約6億500万円、各種保健予防事業やごみ処理事業などを支出する衛生費は、約4億7700万円、道路や市営住宅の管理経費を支出する土木費は、約4億7600万円支出しました。
同年度一般会計決算を1か月の家計簿にたとえると…(18ページ表4)
家計を支えているのは「親からの仕送り」です。家族で働いて得た収入は、約7.2%しかありません。前月より食費や家の増改築費が増えたものの、前月からの繰り越しなどで調整し、今後の生活費を調整することができました。しかし、収入の柱となっている親からの仕送りに依存している状況に変わりないため、これからも計画的に生活費を見直して収入に見合った生活をしなくてはなりません。

▽表1 一般会計の決算状況

▽表2 各特別会計の決算状況

■特別会計決算の概要
特別会計は、特定の目的のために保険料など特定の収入で運営する事業の会計です。お金の出し入れを明確にするため、一般会計とは別に管理しています。
2つの特別会計の決算総額は表2のとおり、歳入が1億6440万4千円、歳出が1億6233万2千円で、差し引き207万2千円を翌年度に繰り越しました。

◇国民健康保険特別会計
決算額は歳入が8709万1千円、歳出が8514万1千円で、差し引き195万円を翌年度に繰り越しました。前年度と比較すると、歳入は約1300万円の減少、歳出は約1100万円の減少となりました。

◇後期高齢者医療特別会計
決算額は歳入が7731万3千円、歳出が7719万1千円で差し引き12万2千円を翌年度に繰り越しました。前年度と比較すると、歳入・歳出とも約140万円増加しました。