くらし 人の森

●バトンダンスで「ALL DANCE SOLO CONTEST」全国大会に出場
・利波 こはる(となみ・こはる)さん
北広島市在住。大曲小学校6年
5歳でバトンダンスを始める。ジャンル不問のダンス大会「ALL DANCE SOLO CONTEST」の小学生高学年部門(小学4~6年)で全国大会に出場した。

◆楽しいから、踊る
◇バトンダンスで全国大会へ
9月末、横浜市の横浜赤レンガ倉庫で開催された(一社)ダンス協会主催「ALL DANCE SOLO CONTEST」ファイナルに利波こはるさんが出場した。昨年12月から3回に分けて行われたオンラインの予選で「審査員特別賞」を受賞しての出場。ヒップホップ、ブレイクダンスなどさまざまなパフォーマンスが行われる中、利波さんが披露したのはバトンダンスだ。
バトンダンスは音楽に合わせて金属製のバトンを回したり高く投げたりしながら、バレエや体操の要素を組み入れた体の動きを合わせて表現する。ファイナル当日は慣れない会場での緊張もあり楽しんで踊ることができなかったが、次の機会には緊張しない工夫をしてもっと良い踊りをしたいと話す。

◇バトンダンスの魅力
バトンダンスを始めたのは5歳の時。北広島市や千歳市を中心に活動するバトンダンスチーム「フェリール」の体験会に参加し、面白かったことから入会を決めた。
楽しいのは難しい技でも練習を重ねるうちにできるようになったときだという。ほかにもチームの皆で踊り、うまく合ったときや、イベントなどでステージに立ち、大勢の人から拍手をもらうときが嬉しいと話す。

◇もっとうまくなりたい
ステージには緊張が付きもの。普段はできる技も本番では決めきれないことがある。練習のときからバトンミスなどを減らすよう意識し、大会で少しでも良い結果を残せるようになりたいと話す。
現在は土・日曜を含め週5回練習に通っている。大会やイベントなどへの参加もあり忙しい毎日だ。「今日は練習に行きたくないな、と思う日はある?」と問い掛けると笑って小さく頷いた。でも、練習は休まない。やっぱり踊るのは楽しいから、と。
いつまでバトンダンスを続けるのか、今はまだ分からないそう。でも、この先もずっと踊っているのではないかな、そう感じている。
もっと難しい技ができるようになりたい、もっと大きなステージで踊れるようになりたいと楽しみながら練習を重ねる利波さんを応援したい。