- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道福島町
- 広報紙名 : 広報ふくしま 令和7年5月号 No.822
■NEW FACE! 地域おこし協力隊
赤松 瑚子
年齢:23歳
出身地:兵庫県姫路市
転出元:東京都立川市
前職:学生
活動時期:令和7年4月~(1年目)
活動内容:コミュニティラウンジを活用した生徒との交流、進路指導など
●協力隊に応募したきっかけ
学校外において、実生活に根付いた学びの伴走者になりたいと考えたことが、応募のきっかけです。
この新潮学舎では、生徒自身でいろいろと考え、行動する様子がよく見られます。このように、生徒が安心して様々なことに挑戦することができる環境を維持しつつ、それを自分の実生活や将来と結び付けて考えられるような種を生徒とともに見つけていきたいと考え、地域おこし協力隊に応募しました。
●今後の抱負・任期後の目標
今後は、キャリア面での相談や進路指導などにも力を入れ、より生徒が自分自身の将来について落ち着いて考えることができるようなシステム・環境を整えていきます。
具体的には、放課後に学習会を開き教科指導を行うことや、進路相談を行うことや、進路に関する情報を定期的に発信することを考えています。生徒が安心して自分自身と向き合えるよう、尽力いたします。
任期後は、新潮学舎で生徒が学んでいるような「実生活に活きる学び」を、学校現場やそのほかの教育現場にも広めていければ、と思います。
■地域おこし協力隊
古市 太介
福島商業高校の新入生のみなさんへ。
ご入学、そして親元を離れて新潮学舎へ入居された方々も、本当におめでとうございます。新しい制服に袖を通し、新しい部屋でこれからの日々を想像しながら、少し緊張しつつも胸を膨らませていることと思います。
高校生活のスタートは、大きな1歩です。勉強に部活動、人間関係…たくさんの新しい経験が待っています。とくに寮生活は、家族と離れて自分のことを自分でやる、いわば「小さな自立」の始まりです。これまで当たり前のようにしてもらっていたことも、自分の手でやっていく中で、親のありがたみや日々の大切さを感じることがあるでしょう。もちろん、うまくいかないことや、壁にぶつかることもあると思います。
でも、そうした経験のひとつひとつが、あなたを大きく成長させてくれます。責任を持って行動することは時に重たく感じるかもしれませんが、それを乗り越えたとき、自信や誇り、そして本当の意味での「自由」を手に入れることができます。
新しい環境に飛び込んだその勇気、そしてこれから積み重ねる努力が、きっとあなたの未来を輝かせてくれるはずです。焦らず、じっくり、でも確かに自分のペースで歩んでいってください。
これからの高校生活が、実り多い素晴らしい日々となることを、心から願っています。