くらし 新年のごあいさつ 知内町議会議長谷口康之

新年あけましておめでとうございます。議会を代表しまして謹んでご挨拶申し上げます。
町民の皆様方におかれましては、希望に満ちた令和8年の新春を晴れやかにお迎えのことと、心からお慶び申し上げます。また、平素より当町議会に対しまして、深いご理解とご支援を賜り、議員一同、心から感謝とお礼を申し上げます。
本年も心新たに「議会の充実と活性化」を目指し、「知内町議会基本条例」の理念のもと本町発展のため、議員一人ひとりが自己研鑽を通じて、町民から親しまれる・信頼される議員、議会を目指すべく全議員がその職責を全うする所存であります。

複雑化するウクライナ情勢については両国の悪化から3年が経過し、戦争の行方、国際社会の動き、そして内政の混乱が続いています。また、米国大統領による関税施策の影響により、自動車や機械などの輸出関連企業を中心として大きな影響があり、各企業の設備投資の減速や個人消費にも影響を及ぼしており、すべての産業経営・家計等へ大きく伸し掛かり、国内外ともに疲弊続きの1年であったと思います。
当町議会といたしましても、議員一人ひとりが職責を果たし、万全な対策が講じられるよう、また、疲弊する地域経済に対して効果的な支援策が施されるよう町議会で議論を深め、町に対する働きかけをさらに強めていきたいと考えております。

さて、本年は議会議員任期の折り返しとなりますが、当町においては人口減少や少子高齢化、各産業や自治会活動の担い手不足など課題は山積していることから、町議会としても、当町の抱える課題等について、町と十分に議論を重ね、町民から理解を得られる様なまちづくりを進めていきたいと考えています。

今、大きく流れていく時代の潮流の中で、議会を取り巻く環境も大きな課題が出てきています。少子高齢化の進行により、人口減少社会における、地方議会において、全国の共通の悩みとなっている議員の「なり手不足」が深刻な問題となっております。
その要因の一つには、議員の報酬額にもあるといわれています。全国町村議会議長会において、「なり手不足」について議論がされており、道内においても、議員選挙において定数割れとなり欠員が生じたことから「なり手不足」対策として、議員報酬の引き上げ等について、その課題解決に向けた検証を進めているところです。
当議会においても、前回の議員選挙は無投票でした。今後、他自治体と同様の問題が生じてくることも考えられることから、「議員のなり手不足」について町民の皆様からご意見をいただきたいと思っております。

「おしゃべり議会カフェ」については、これまでに22回の開催をしており、昨年に引き続き、子育て世代や産業団体等の後継者や若手経営者等を対象に開催を予定しておりますので、町議会に対する貴重なご意見を頂きたいと存じます。今後も、町民からの声を直接聞くことのできるこの機会を大事にしていこうと考えており、一昨年ぶりに議会報告会について復活開催を予定しておりますので、今後も多くの町民の皆様にご参加いただき、ご意見ご提言を賜りたいと思います。

町内の中高生を対象とした事業について、中学生議会は、中学2年生を対象とし、生徒達が考えた質問事項について議員がアドバイスを行い、議場において一般質問形式により2月上旬頃に行うこととしております。
また、高校3年生を対象とした「知高生×議会」は、本年1月中旬にワーキンググループ形式で知内高校の魅力向上や存続等について、議員と生徒による意見交換及び交流を図ることとしています。また、議会の活動状況を広く町民の皆さまに知っていただくため、議会の会議の様子をインターネットで配信しておりますが、今後も引き続き、ご利用下さいますようお願い申し上げます。

地方を取り巻く行財政環境は厳しい状況にあり、当町にとっても他人事とせず、地域住民の代表として、自らの責務と役割の重大さを認識しながら、議会の自主性や自律性を高めるなど、地方自治の確立に向けて鋭意努力を重ねてまいる所存であります。

本年も、町民の皆さまの変わらぬご理解とご支援、そして、ご指導ご鞭撻を宜しくお願い申し上げます。結びに、この一年が町民の皆様方にとりまして、幸せで実り多い年となりますようご祈念申し上げ、新年のご挨拶といたします。