- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道森町
- 広報紙名 : 広報もりまち No.243 令和7年6月1日号
■119番通報がもっとスムーズに!「統合型位置情報システム」の運用が始まります。
-緊急対応の「いま」を見える化-
森町消防本部では令和7年6月25日(水)から、「統合型位置情報システム」の本格運用を開始します。災害現場での迅速な出動、状況把握、情報共有がこれまで以上にスムーズになります。
▽統合型位置情報システムとは
119番通報において、音声通話と通報者の発信位置情報が森町消防本部通信指令室に通知され、指令台に表示されるシステムです。(電話番号050で始まる電話サービスは対象外です。)
※特に屋外における携帯電話からの119番通報で住所がわからない場合でも、通報者の発信位置情報の把握に有効です。
▽119番通報時のお願い
システム導入後も口頭で住所等の通報位置や目印となる目標物を確認させていただきますので、ご協力お願いします。
▽非通知設定「184」を付加した119番通報について
「184」を付加して発信された番号非通知の119番通報は、通報者の位置情報等が通知されません。しかし、生命の危険があると判断した場合は、位置情報を取得することがありますのでご了承ください。
ご不明な点等ございましたら消防署までお問い合わせください。
■「大火のキオク」ミニ写真展のおしらせ~過去から学び、未来へ伝える防火の想い~
森町防火協会より、昭和36年に発生した「森町大火」に関する貴重な写真が、森町消防本部へ寄贈されました。これらの写真は、「大火のキオク」と題し、消防本部でミニ写真展として公開しています。
展示には、炎に追われ逃げ惑う人々、決死の消火活動にあたる消防士、焼け野原となった町の様子、そしてゼロから復興を遂げた当時の人々の力強い姿など、大火の記憶が鮮明に写し出されています。火災の恐ろしさ、そして復興への希望が静かに語りかけてくる展示です。ぜひ一度足をお運びください。
▽森町大火とは
昭和36年10月23日、本町から発生した火災は、御幸町・森川町・新川町などの市街地中心部に延焼し、合計549棟を焼失する甚大な被害をもたらしました。
この大火を契機に、「自らのまち・自らの事業所は、自らの手で守る」という理念のもと、町内の事業所が結集して森町防火協会が設立されました。現在も98の事業所が加盟し、防火・防災活動を継続しています。
問合せ:
森町消防署【電話】(2)2125
砂原支署【電話】(8)2156