- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道江差町
- 広報紙名 : 広報えさし 令和7年5月号
3月18日(火)江差町文化会館で医療介護のつどいを開催しました。関係者含め、約90人の方にご参加いただき、「ACP(アドバンス・ケア・プランニング:人生会議)」をテーマに講演会と意見交換会などを行いました。
講演会では、北海道立江差病院総合診療科舩越匠医長、同科花田健斗医師に「同科の現状と江差町の医療」や「ACPとは」、「ACPはなぜ必要か」などの内容でご講演いただきました。
意見交換では、グループで「エエ町えさしじんせいかいぎ(江差町版ACPノート)を見ての感想」や「ACPノートを書きたいと思うか、思わないか」などを意見交換していただき、「今回の講演会が考えるきっかけになった」「話すタイミングが難しい」「本人の意志は尊重したいが、家族としては生きていてほしい」など、自分や家族それぞれの立場の場合などの意見が出されました。
ACPノートは強制的なものではありません。自分の思いや考えを伝える道具として、ノートを活用し、皆さんが書きたい時に書くことが大切です。そして、自分と家族や大切な人との思いが共有できるように、繰り返し話し合うことも大切です。
江差町では最期まで自分らしく暮らし続けるために、ACPが地域に根付き、地域の文化になるように、地域の皆さんと一緒に考え、活動を推進していきます。
『エエ町えさしじんせいかいぎ』は高齢あんしん課に配置しておりますので、ご興味のある方はご活用ください。