くらし 黒松内の新たな仲間たち(1)

今春から黒松内で働き始めた方8人に今の仕事についたきっかけやこれからの目標、黒松内で挑戦してみたいことなどの話を伺いました。

■塩原彩希(しおはらさき) 24歳
静岡県出身 北海道余市養護学校しりべし学園分校勤務

高校生の時に友人の付き添いで保健室を訪れることが多く、その中で養護教諭の先生が保健室を訪れた生徒一人一人に対して優しく接している姿や、保健室が生徒の心の拠り所になっている様子に憧れ、自分も人との関わりの中で頼られる存在になりたいと思い養護教諭になろうと考えました。
今は子供たちの健康管理や身体測定、視聴覚検査などの健康診断を行いながら、子供たちの健康と成長を見守っています。
子供たちとの関わり方を大切にしながら、一人一人が心身共に健康でいられるように保健室からサポートしていけたらいいなと思います。
雪がないところから来たので、スノーシューで歩いてみることや、ウィンタースポーツにチャレンジしてみたいですね。

■窪田(くぼた)さくら 21歳
砂川市出身 ブナの森診療所勤務

小さい頃から、看護師だった母の姿に憧れ、いつか自分も母のように優しい看護師になりたいと思ったことがきっかけで、看護師になりました。
覚えることも多く右も左もわからない状態ですが、先輩方の御指導の下、日々自分の看護技術向上のため、業務を行っています。
患者さんが入院している間だけでなく、退院後の生活を見据え、必要な支援を適切に行える判断ができるよう日頃から意識して関わっています。入院中の患者さんと関わる中で、関係が深まったり、会話の中で笑顔が見られると、とてもうれしく感じます。
町内で行われている行事や区の集まりに積極的に参加し、町民の皆さんとたくさんの関わりを作っていきたいですね。

■北口綾菜(きだぐちあやな) 19歳
蘭越町出身 湯の里・黒松内勤務

高校生の時に、家の近くにある特別養護施設でアルバイトをしていて、働いていくうちに「仕事が楽しい」と感じたことがきっかけで、介護の仕事に就きました。
利用者さんと積極的にコミュニケーションを取りながら、信頼関係を築けるように意識して仕事をしています。まだ関わる機会が少なく、コミュニケーションが取れていない利用者さんもいるので、そういった方ともより良い信頼関係を築けるよう頑張っていきたいです。
黒松内町は様々なサークル活動や、地域でのイベントがあると聞いたので、そういった活動に積極的に参加し、様々な人と関わりながら、町に貢献できたらいいなと思います。

■齋藤瀬那(さいとうせな) 18歳
寿都町出身 湯の里・黒松内勤務

昔から母が介護関係の仕事に勤めていて、その関係でお年寄りの方と関わる機会が多く、「困っている方を少しでもサポートしたい」と思ったことがきっかけで今の仕事を目指しました。
今は日常生活の中で身体を思うように動かすことができない方が、少しでも早く回復し、元の生活に戻ることができるようリハビリなどの支援を行っています。利用者さんに対して、少しでも不快な思いをさせないように話し方や接し方を意識しながら、日々業務を行っています。
仕事で培った経験や能力を活かし、職場だけでなく地域で困っているお年寄りの方がいれば全力でサポートできるよう、日々の生活や、町内の行事などで積極的に関わっていけたらいいなと思います。